SOPvol.133          第19回城下町しばた全国雑煮合戦

▲第19回 城下町しばた全国雑煮合戦

今月の第1面は、3年ぶりの通常開催となった「城下町しばた全国雑煮合戦」の模様をリポートしました。コロナ禍中での開催であったことから積極的な告知活動を控え、さらにあいにくの雨となったこともあり、人出は約8千人とやや少なかったようです。しかし、待ちに待ったイベントであるためか、訪れたお客様はみな笑顔で華やいでいました。とにかく、開催にこぎつけた会議所青年部のメンバーのご努力に敬意を表するものです。すでに新発田の風物詩となったイベントを途切れさせないために、次年度にはコロナ禍が収束していることを祈ります。事前の宣伝活動と県外参加者の回復など、会議所青年部メンバーは果敢に課題に挑戦してくれると信じます。

第2面は、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』終了に伴い、新発田の祖とも言える佐々木盛綱がなぜ『鎌倉殿の13人』に加わらなかったのか、史実を探ってみました。歴史では佐々木四兄弟の活躍なくして平家打倒もなかったとされていますが、扱いが少なかったように感じました。いずれにしろ、江戸時代以前の新発田の恩人である佐々木一族については、ここ新発田でもう少し顕彰されてもよいのではないでしょうか。

第3面では、まず菅谷の地域おこしグループ「ABODE(あぼで)」が開発して好評を博したシードル(りんごを使った発泡酒)「yumekatari(ゆめかたり)」を取り上げました。菅谷の新保酒店などで販売しましたが、まだまだ生産量が少ないため、今回は完売とのことです。今後はさらにアイデアを生かし、他の地域おこしグループと提携するなど、新たな新発田の名産となることを期待しています。
また、3面の残りスペースには佐々木コミセンで初めて開催されたクリスマス会を取り上げました。地区区長会・地区の皆さんと地域おこし協力隊の協働で実現したもので、当日は子どもたちの歓声が響きわたっていました。継続するだけでなく、他の地域・自治会でも開催するためには何が必要かなど、成功事例として区長会で詳しく報告したり、市の広報で特集するなど、たくさんの方々に紹介してもらいたいものです。

4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」の健康増進イベント「フライデー教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で今月から開催されている企画展「明治維新と新発田藩」の告知、蕗谷虹児記念館で開催中の新企画「蕗谷虹児の乙女妻展」の告知を掲載しました。

sop_vol133_p1_ol