SOPvol.163 あやめまつり、五十公野で開催


▲五十公野公園のあやめ園。アカマツ林に囲まれている

今月の第1面は、五十公野公園での「あやめまつり」のレポートです。昭和41(1966)年にスタートした五十公野公園の整備と菖蒲の植栽は300種60万本に達し、日本でも有数の「あやめ園」になりました。今年は前半の天候不順がたたり、約6万人の人出でとなりました。本来もっと大勢の人に楽しんでもらえる「あやめ園」です。今年は併せて「全国あやめサミット」が開催され、全国の菖蒲自慢の10市町の自治体の関係者が集まりました。ホテルと提携して各地の食と菖蒲を目玉にした旅行商品開発の紹介など、菖蒲によって集客を図っている事例は大いに参考になりました。

第2面は、新発田青年会議所主催、市議と市民が議論する会の模様を取材しました。日時は6月29日(日)、会場は新発田市議会議場でした。市民からの疑問や要望は具体的で、複数寄せられた「新発田には働くところがない」の意見は切実でもっともであり、市執行部にも聞かせたいと思いました。働く場がなければ人口流失は止まりません。

 第3面は、副市長二人制を実施、財務省から来た渡邉毅副市長のインタビューを掲載しました。まだ着任したばかりで挨拶回りも終わっていないようでしたが、「市長の政策の優先順位を確認、それから担当課の話をよく聞いて必要な方法を探る」という手法、財務省で培った人脈に期待したいと思います。なお、当初予定していた菊水酒造の新施設の紹介は次号に譲ります。

 第4面は、パル陽だまり苑はれやか倶楽部「体操教室」の告知、市歴史図書館の7月からの新企画「北を向く越後人」、蕗谷虹児記念館の7月からの新企画「久保修 切り絵の世界展」の告知を掲載しました。とくに市歴史図書館では展覧会に合わせて歴史講演会も開かれるとのことです。

PDFはこちらから↓

sop_vol163_p1-4

SOPvol.162 中央義士会、新発田を訪れる


▲新発田市歴史図書館で堀部安兵衛の直筆書状を見学

今月の第1面は、中央義士会が戦後初めて団体で新発田を訪問、堀部安兵衛関連施設を見学したことをお伝えしました。最近は国外からの観光客が高輪の泉岳寺に連日訪れて墓参りをしていくとのことです。SNSで知ったという方がほとんどだそうですから、情報発信がいかに大切か、改めて考えさせられます。

また、昨年に引き続き「田んぼのオーナー制」の登録者が田植え体験をした様子を掲載しました。前年はハワイ在住の33人、今回は16人でした。

第2面は、新発田市議会の動きとして、6月議会でコメ価格高騰問題をとらえた質問4件の要点を抜粋掲載して掲載しました。質問の視点は異なるものの、いずれも農業支援の強化を訴えたものです。さらに、本会議に先立って行われた議長・副議長選挙の結果も掲載しました。

また、映画館誘致の議会提案に沿って進められた「新発田に映画館をつくる会」の署名が1万1千310筆となったことも載せました。新発田市以外からの署名も多いとのことでした。県北には相賀間がないのです。また「元気な年寄りの行くところがない」との声は切実です。

 第3面は、「石川啄木を世に出した」と言われる新発田市荒川出身の宮崎郁雨(本名大四郎)の評伝が『新発田郷土誌』53号に掲載された報告です。ほとんど初出に近い郁雨の壮年期の歩みから、郁雨の類まれな「人助け」精神に焦点を当てています。同誌は大手町の高木書店で取り扱っています。

 第4面は、陽だまり苑ふぁりあの「介護職員初任者研修」受講生募集の広告、市歴史図書館の7月からの新企画「北を向く越後人」、蕗谷虹児記念館の7月からの新企画「久保修 切り絵の世界展」の告知です。

PDFはこちらから↓

sop_vol162_p1-4

SOPvol.161 教育旅行で340人が新発田へ

今月の第1面は、スタディ・ツーリズム(教育旅行)の一環として、約340人の高校生が東京から新発田を訪れた模様の報告です。

スタディ・ツーリズム(教育旅行)は二階堂市長が力を入れている施策の一つで、旅行客増加によって新発田をPRするとともに新発田の経済を潤そうというものです。内容は「防災キャンプ」「農業体験」「新発田城を中心とした新発田観光」に絞られつつあります。いずれも新発田独自のプログラムと言えるのではないでしょうか。今回は初めて300人を超す大人数で、各課が連携しての数年来の努力がようやく定着してきました。

第2面は、新発田市の令和7年度の予算についてです。

目玉事業の「ZEB認証を受けた大峰保育園の新築事業」は、脱炭素に取組み始めた市の姿勢を端的に表しています。自治体の保育園では全国2例目となります。ちなみに新築中のウオロク緑店もエネルギー収支ゼロを目指すZEB認証をとったと聞きました。

新発田市の財政は、経常支出が大きいために、健全財政ながら財政の柔軟性は乏しく、新規事業に回す資金が少ないことも指摘しておきました。

 第3面は、柏崎刈羽原発の是非を県民投票で決めたいという動きを追いました。県民投票をするかしないかを決める権限のある県議会は「しない」ことに決めましたが、新発田市議会でも2人が質問、市長の姿勢を問いました。仮に原発で事故が起きた場合は、新発田にも影響があるため、質疑を掲載しました。

また、恒例となった五十公野・下新保の「竹の子祭り」の模様もレポートしました。「新保の竹の子」のおいしさには定評がありましたが、周知も1進んで年々人出が多くなっているようです。

 第4面は、パル陽だまり苑の健康教室「はれやか俱楽部」、市歴史図書館の4月からの企画「新発田藩の歴史資料」(小展示室では「蔦十と錦絵の技法」)、蕗谷虹児記念館の4月からの企画「真珠まりこ絵本原画展」の告知です。

PDFはこちらから↓

sop_vol161_p1_ol