SOPvol.96           東京・林町市島邸に五階菱

東京・林町市島邸 広間の床の間には「五階菱」

 

今号、第1面では、東京都文京区千駄木(旧林町)の市島別邸をリポートしました。育英事業に熱心だった市島宗家9代目徳厚が私塾「市島塾」を開設し、戦後は縁の深い早稲田大学に寄贈され、現在は早稲田大学女子寮の集会所・図書室として使用されています。しかし、建物は築後100年、老朽化が激しいため敷地・庭園ごと売却されることが決まりました。庭園の石組で越後の位置を暗示したり、広間床の間には溝口侯家紋の五階菱があしらわれるなど、溝口侯に随行して新発田に来ただけあって、強くふるさとを意識した意匠に「新発田愛」が印象的です。また、陰影を重視し、質素ながら繊細な造りに控えめな市島家らしさが感じられます。取り壊されることは残念ですが、一部史・資料は新発田市天王の市島邸に移され、早ければ来年公開される予定だそうです。

 

2面では、市議会12月定例会での小柳肇議員と二階堂市長の質疑・答弁の模様を掲載しました。二階堂市長は「モノのアウトバウント&ヒトのインバウンド」について、その成果を数値で説明・答弁しました。昨年秋の市長選対立候補から「コメを輸出しただけ」と批判されましたが、事実は大幅な外国人観光客増にもつなげ、投資金額の5倍以上の経済効果を上げていることを明らかにしました。

 

3面では、二階堂市長が公約に掲げる「健康寿命の延伸」に効果の大きい口腔ケアの一例として、「早産・低体重児出産」を取り上げました。歯周病菌が出す炎症性物質には陣痛促進物質が含まれることや歯周病菌が羊水内に侵入することで感染し、胎児の発育不全を引き起こすというものです。

新発田市は5歳ごとに口腔の無料検診を実施するなど、口腔ケアの先進地ですが、これらの取り組みをさらに前進させることが、公約実現の必須条件となっています。

 

4面では陽だまり苑の「ピュア・オレンジ」、恒例となった「城下町しばた全国雑煮合戦」および、こども食堂の「こども支援プロジェクト」の告知を併せて掲載いたしました。

 

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SOPvol.95           しばた台輪、奉祝まつりに参加

奉祝まつりに新発田市の台輪全6台が参加した

 

今号、第1面では、天皇陛下御即位「奉祝まつり」に参加した「しばた台輪」の模様をリポートしました。全国から選りすぐられた18団体のほぼ真ん中に位置した「しばた台輪」6台(約400人)。11月9日(土)午後1時半から、桔梗門から祝田橋まで約600mを休むことなくあおり続け、奉祝ムードを大いに盛り上げました。沿道に集まった約2万人の観衆の中には新発田出身者も多く、「しばた台輪」のあおりや木遣りに対してさかんに掛け声をかけていました。

NHKニュースや日テレ系の「ミヤネ屋」などのバラエティ番組、さらには週刊新潮の巻頭写真にも取り上げられ、新発田の名を大いに高めました。

 

2面では、治水等の専門家・関川義蔵氏による江戸時代の北蒲原地区の治水・干拓の歴史講演を、先月号に引き続いて掲載しました。溝口侯や市島家などが水害常襲地帯の北蒲原地区でおよそ200年にわたって治水・干拓を継続し、美田に変えた歴史について実証した研究です。前号では治水工事によって石高が約2倍に増えたこと、新しい村が誕生して人口が増えたことを記載しました。今号では加治川に対象を絞って、具体的にどのように川の流れを変えたのか、いわゆる「瀬替」の歴史を國絵図を使って詳述しました。昨今、台風・大雨等災害が日常化するなか、治水の重要性は増すばかりです。

 

3面では、市長が公約に掲げる「健康寿命の延伸」に効果の大きい口腔ケアの一例として、「糖尿病」を取り上げました。歯周病菌が出す炎症性物質はインスリンの働きを阻害します。口腔ケア・歯周病治療の実施で「糖尿病」を減らせることが科学的に実証されています。次回以降は「認知症」などの予防効果について、順次取り上げます。

新発田市は5歳ごとに口腔の無料検診を実施するなど、口腔ケアの先進地ですが、これらの取り組みをさらに前進させることが、公約実現の条件となっています。

 

4面では新発田市立歴史図書館での「ふたつのしばた展」、および陽だまり苑の「ピュア・オレンジ」、こども食堂の「こども支援プロジェクト」の告知を併せて掲載いたしました。

 

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SOPvol.94           常態化した災害への備え


▲約350人が参加した五十公野での防災訓練。写真は消防団による放水訓練

今号、第1面では台風19号被害の概要と新発田市の対応について掲載しました。

地球温暖化に伴い、台風は大型化しているうえ、常襲化しています。原因が原因ですので、市レベルで防ぐことは出来ません。できることと言えば、まず堤防のかさ上げや強靱化および川底掘削などで流量増を図ることです。上流でのダムの新設も課題です。大型河川の管理は、国・県によるものですから、国・県に陳情を上げ続けなければなりません。

もう一つは、早めの避難を徹底すること。市レベルでは自治体の「自主防災組織」の整備を急ぎ、意識改革や自助・共助のちからを向上させることが大切です。菅谷では民生委員がお年寄りや体の不自由な人、交通手段を持たない人をピストンで避難所に運んでいました。これは避難困難者がどこにいるのか、普段からしっかり把握しているからできることです。「自主防災組織」でもこのシステムを整備する必要があります。

 

2面では治水等の専門家・関川義蔵氏による江戸時代の北蒲原地区の治水・干拓の歴史講演を抜粋して掲載しました。溝口侯や市島家などが水害常襲地帯の北蒲原地区でおよそ200年にわたって治水・干拓を継続し、美田に変えた歴史を石高の変遷で実証した研究です。次号以降では具体的にどのように加治川などの河川の流れを変えたのか、具体的に追ってみます。新発田藩10万石は幕末には実質30万石だったと言われます(豊田神社史料)。治水は人命を守っただけでなく、経済的な繁栄ももたらしました。

 

3面では「健康寿命の延伸」に効果の大きい口腔ケアの一例として「心筋梗塞・脳梗塞」などの血管障害を取り上げました。口腔ケアの実施で「心筋梗塞・脳梗塞」を減らせることが科学的に実証されています。次回以降も「糖尿病」や「認知症」などの予防効果について、順次取り上げます。

 

4面では新発田市立歴史図書館での「ふたつのしばた展」、および陽だまり苑の「ピュア・オレンジ」、こども食堂の「こども支援プロジェクト」の告知を併せて掲載いたしました。

 

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