▲假屋崎省吾の世界展 in 蔵春閣 11/7(木)〜11/17(日)
今月の第1面は、華道華・假屋崎省吾が蔵春閣で開いた生け花の展覧会の報告です。
流木と生花を組み合わせた巨大な作品8点が勇壮な蔵春閣と違和感なく「融合」しており、連日多くの方が訪れていました。地元JA北新潟提供のカーネーションやユリも使われていました。假屋崎氏は新発田と蔵春閣を気に入ってくれたようです。「来春もやりたい」と市長に謎をかけると、市長は「今回が第1回ということは2回3回があるのでは…」と返していました。
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第2面は、特養二ノ丸・市道整備に伴う新発田城表門前土橋東側の発掘調査の模様をレポートしました。何重もの整地跡や江戸以前の遺物が出土し、少なくとも平安時代から同地に多くの人が住んでいたことが証明されました。また、整地跡はこの辺りが軟弱地盤であったことを物語っています。
下段には、11月1日から4日間開催された恒例の「うまいもの横丁」の報告です。今年も大盛況で延2万6千人が訪れ、売上は1割以上アップしたそうです。毎年改良が図られていることを賞賛したいと思います。
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第3面は、映画『十一人の賊軍』が11月8日・10日の2日間、市民文化会館で上映された報告です。4回の上映にはシニア層を中心に延1千800人弱が訪れ、「新発田に映画館をつくる会」が署名活動を呼びかけて2日間で約670筆の署名を集めたそうです。「丈夫な年寄りが行くところがない、映画館があれば友達と出かけられる」とは来場者の弁です。映画館誘致を望む市民の多さに驚いています。
映画の内容については新発田藩の「裏切りが強調され過ぎて不愉快」と言う方もいましたし、「内容はともかく、これを機会に新発田を知ってほしい」と言う方もたくさんいました。皆さんも一度ご覧になることをお勧めします。
もうひとつは、10月26日に開催された新発田市歯科医師会主催の講演会「防災に欠かせないお口の健康づくり」のレポートです。柴田真佑講師は唾液分泌が誤嚥性肺炎を防ぐことを、山崎太亮講師は熊本地震での災害関連死で多かったのは誤嚥性肺炎だったことなど、分かりやすく伝えていました。
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第4面は、中央町・パル陽だまり苑の「はれやか俱楽部」、市歴史図書館の「国郡絵図の世界」、蕗谷虹児記念館の「虹児の花嫁人形展」の告知です。