SOPvol.164 KIKUSUI蔵GARDEN

▲滝谷森林公園の加治川で行われた「川流れ体験」

今月の第1面と2面前半は、菊水酒造の新施設「KIKUSUI蔵GARDEN」の紹介です。テーマは「発酵」とのことです。施設のしつらえも接待する人もさりげなく迎えてくれるため、ゆったりと楽しめます。とくに旧高澤邸の庭園に面したカフェのクオリティは高いものの、客本位のひかえめな「もてなし」に徹しており、料理や飲み物も十分に配慮がいきわたっています。ぜひ一度訪れてみて下さい。

2面後半では恒例となった「サマーフェスティバル」の様子、「大倉喜八郎旅立の松」看板除幕式の様子のレポートです。大倉喜八郎と原宏平の友情については、今後もっと掘り下げてもよいと思われます。

 第3面は、3年目を迎えた海老名市と新発田市の小学生の交流、防災キャンプの報告です。今年は海老名市から教育長を迎え、つぶさに視察していただきました。教育長は子供たちの楽しそうな交流の様子、一面に広がる緑の田んぼに興奮を抑えきれないようでした。市まちづくり担当課を先頭に市役所一丸となって取り組んでいる企画です。さらに農業体験を提供しているアグリ・システムにあらためて御礼申し上げます。

また、北海道と新発田を含む新潟の意外にも思えるつながりに焦点を当てた市歴史図書館の企画展「北を向く越後人」の感想も掲載しました。

 第4面は、陽だまり苑ふぇりあの「いざという時のためのわたしの暮らしの備えセミナー」の告知、市歴史図書館の7月からの企画「北を向く越後人」展、蕗谷虹児記念館の7月からの新企画「久保修 切り絵の世界展」の告知を掲載しました。

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SOPvol.163 あやめまつり、五十公野で開催


▲五十公野公園のあやめ園。アカマツ林に囲まれている

今月の第1面は、五十公野公園での「あやめまつり」のレポートです。昭和41(1966)年にスタートした五十公野公園の整備と菖蒲の植栽は300種60万本に達し、日本でも有数の「あやめ園」になりました。今年は前半の天候不順がたたり、約6万人の人出でとなりました。本来もっと大勢の人に楽しんでもらえる「あやめ園」です。今年は併せて「全国あやめサミット」が開催され、全国の菖蒲自慢の10市町の自治体の関係者が集まりました。ホテルと提携して各地の食と菖蒲を目玉にした旅行商品開発の紹介など、菖蒲によって集客を図っている事例は大いに参考になりました。

第2面は、新発田青年会議所主催、市議と市民が議論する会の模様を取材しました。日時は6月29日(日)、会場は新発田市議会議場でした。市民からの疑問や要望は具体的で、複数寄せられた「新発田には働くところがない」の意見は切実でもっともであり、市執行部にも聞かせたいと思いました。働く場がなければ人口流失は止まりません。

 第3面は、副市長二人制を実施、財務省から来た渡邉毅副市長のインタビューを掲載しました。まだ着任したばかりで挨拶回りも終わっていないようでしたが、「市長の政策の優先順位を確認、それから担当課の話をよく聞いて必要な方法を探る」という手法、財務省で培った人脈に期待したいと思います。なお、当初予定していた菊水酒造の新施設の紹介は次号に譲ります。

 第4面は、パル陽だまり苑はれやか倶楽部「体操教室」の告知、市歴史図書館の7月からの新企画「北を向く越後人」、蕗谷虹児記念館の7月からの新企画「久保修 切り絵の世界展」の告知を掲載しました。とくに市歴史図書館では展覧会に合わせて歴史講演会も開かれるとのことです。

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SOPvol.162 中央義士会、新発田を訪れる


▲新発田市歴史図書館で堀部安兵衛の直筆書状を見学

今月の第1面は、中央義士会が戦後初めて団体で新発田を訪問、堀部安兵衛関連施設を見学したことをお伝えしました。最近は国外からの観光客が高輪の泉岳寺に連日訪れて墓参りをしていくとのことです。SNSで知ったという方がほとんどだそうですから、情報発信がいかに大切か、改めて考えさせられます。

また、昨年に引き続き「田んぼのオーナー制」の登録者が田植え体験をした様子を掲載しました。前年はハワイ在住の33人、今回は16人でした。

第2面は、新発田市議会の動きとして、6月議会でコメ価格高騰問題をとらえた質問4件の要点を抜粋掲載して掲載しました。質問の視点は異なるものの、いずれも農業支援の強化を訴えたものです。さらに、本会議に先立って行われた議長・副議長選挙の結果も掲載しました。

また、映画館誘致の議会提案に沿って進められた「新発田に映画館をつくる会」の署名が1万1千310筆となったことも載せました。新発田市以外からの署名も多いとのことでした。県北には相賀間がないのです。また「元気な年寄りの行くところがない」との声は切実です。

 第3面は、「石川啄木を世に出した」と言われる新発田市荒川出身の宮崎郁雨(本名大四郎)の評伝が『新発田郷土誌』53号に掲載された報告です。ほとんど初出に近い郁雨の壮年期の歩みから、郁雨の類まれな「人助け」精神に焦点を当てています。同誌は大手町の高木書店で取り扱っています。

 第4面は、陽だまり苑ふぁりあの「介護職員初任者研修」受講生募集の広告、市歴史図書館の7月からの新企画「北を向く越後人」、蕗谷虹児記念館の7月からの新企画「久保修 切り絵の世界展」の告知です。

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