SOPvol.161 教育旅行で340人が新発田へ
今月の第1面は、スタディ・ツーリズム(教育旅行)の一環として、約340人の高校生が東京から新発田を訪れた模様の報告です。
スタディ・ツーリズム(教育旅行)は二階堂市長が力を入れている施策の一つで、旅行客増加によって新発田をPRするとともに新発田の経済を潤そうというものです。内容は「防災キャンプ」「農業体験」「新発田城を中心とした新発田観光」に絞られつつあります。いずれも新発田独自のプログラムと言えるのではないでしょうか。今回は初めて300人を超す大人数で、各課が連携しての数年来の努力がようやく定着してきました。
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第2面は、新発田市の令和7年度の予算についてです。
目玉事業の「ZEB認証を受けた大峰保育園の新築事業」は、脱炭素に取組み始めた市の姿勢を端的に表しています。自治体の保育園では全国2例目となります。ちなみに新築中のウオロク緑店もエネルギー収支ゼロを目指すZEB認証をとったと聞きました。
新発田市の財政は、経常支出が大きいために、健全財政ながら財政の柔軟性は乏しく、新規事業に回す資金が少ないことも指摘しておきました。
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第3面は、柏崎刈羽原発の是非を県民投票で決めたいという動きを追いました。県民投票をするかしないかを決める権限のある県議会は「しない」ことに決めましたが、新発田市議会でも2人が質問、市長の姿勢を問いました。仮に原発で事故が起きた場合は、新発田にも影響があるため、質疑を掲載しました。
また、恒例となった五十公野・下新保の「竹の子祭り」の模様もレポートしました。「新保の竹の子」のおいしさには定評がありましたが、周知も1進んで年々人出が多くなっているようです。
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第4面は、パル陽だまり苑の健康教室「はれやか俱楽部」、市歴史図書館の4月からの企画「新発田藩の歴史資料」(小展示室では「蔦十と錦絵の技法」)、蕗谷虹児記念館の4月からの企画「真珠まりこ絵本原画展」の告知です。
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