SOPvol.54定住化促進事業を拡大して成果

▲カトリック新発田教会・祭壇と信者の椅子

かねてよりの課題だった新発田市の定住促進(I・U・Jターン)対策が、大きな効果を挙げ始めました。移住者に対して最大180万円の補助金が出る事業ですが、条件が厳しかったために過去3年間で4件しか実績はありませんでした。しかし、対象地域と対象者を拡充したことで、本年度は2カ月ですでに19件(47人)が補助対象となっています。さらに新発田信用金庫が年利0.1%の「定住ローン」を新設したことで、最大230万円の経済的利益が実現することになり、定住促進(I・U・Jターン)が加速することは確実です。

I・U・Jターン専門官は「年間40件、100人の移住を目指して、首都圏でのセールスを強化したい」と語り、市長も「スピード感が重要」として、今後も重点的に政策を推し進めるとのことです。

2・3面には3回目を迎える諏訪神社の「御柱」祭、50週年を迎えたカトリック新発田教会の記念イベントの模様をリポートしました。諏訪神社・カトリック新発田教会は新発田のシンボルとして大切な存在です。多くの市民に知っていただきたいと思います。「御柱」祭は引き続きレポートします。

4面は、市の新施設「イクネスしばた」「あかたにの家」オープンの告知を行いました。とくに「イクネスしばた」は今月の内覧会でも高い評価を得ました。今後の運営次第で新発田の中心的施設になる可能性を秘めています。お祝いの意味で、シバタオレンジプレスでは新図書館にふさわしいオープニングイベントとして「青木裕子&越乃リュウ朗読会」をセットいたしました。7月16日(土)午後1時半開場です。お時間がありましたら、ぜひお運びください。日本の最高峰の朗読が聴けると思います。

なお、先月号で紹介した台湾での旅行商談会と物産販売会を取材してきましたが、新発田のブースは参加60件のうち、断トツの人気でした。来月号で詳しく紹介いたします。

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