SOPvol.128          豪雨のたび冠水被害


▲立待岬から津軽海峡

今月の第1面では、大雨のたびに頻度を増して次第に拡大する冠水被害、猛威をふるう新型感染症オミクロン株BA・5の現状についてレポートしました。

冠水被害はゲリラ豪雨の時間雨量が劇的に増加していることから、中田川流域のみならず、これまで冠水しなかった町内でも広く被害が出ました。自動車の立往生はあちらこちらで発生し、住宅では床下浸水で済んでも、コンクリート式の土間を持つ商店では什器が水に浸かって使えなくなりました。また、水流で転倒する歩行者もみられたことから「人的被害の出ないうちに抜本的な対策を」との声があがっています。

オミクロン株BA・5は感染力が強く、感染者数は過去最大となっており、これに伴い重症者数、死亡者数も増えています。従来からの感染対策を徹底するとともに、飛沫感染が疑われることからマスク着用の重要性が叫ばれています。また、ワクチン接種も強く推奨されているようです。

第2面・3面では、これまで4回にわたって歌人・石川啄木(一)を心身両面で援助し続けた新発田・荒川生まれの歌人・宮崎郁雨(大四郎)の歌碑建立についての話題を連載してきましたが、今回は宮崎郁雨の親友・岡田健蔵の業績と宮崎郁雨を世に出したと言われる阿部たつをについて解説しました。

岡田はある意味、宮崎と似た感受性を持った人でしたが、宮崎にはない抜群の行動力で宮崎を助けるとともに、ケタ外れの意志を以って図書館建設と運営に一生を捧げた人であり、大いに参考にすべきだと思います。

4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」のサービス付き高齢者住宅の紹介、市立歴史図書館の展示室1の夏季特別企画「徳川将軍と溝口家」展および展示室2の「大倉喜八郎と蔵春閣」の告知、蕗谷虹児記念館「開館35周年記念展」の告知を掲載しました。

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