SOPvol.146          第11回しばたオイスターバー

▲「牡蠣びらき」市役所札の辻広場・1月28日(日)

今月の第1面は盛況だった11回目の「しばたオイスターバー」と6回目の「まちづくりドラフト会議」の模様をリポートしました。いずれも若い人が主役となって開催している頼もしい企画です。

しばたオイスターバーは札の辻広場に2千人を集め、赤穂産の牡蠣300㎏を提供しました。今後の課題は新発田市以外からの集客です。告知はできても、現状では駐車場が足りません。

まちづくりドラフト会議はSNSを使った提案が多くみられましたが、告知の方法までは踏み込んでいませんでした。また、今後は費用対効果の検証も期待していますが、費用対効果という民間発想の指導者が公務員である限りにおいて費用対効果という民間発想の考え方は難しいかもしれません。しかし、若い人にアイデア出しのレベルでも、地元に興味を持ってもらうことはありがたいことです。

第2面では2月2日に成立した新発田市の補正予算案の概略を記しました。経済対策で国の予算とほぼ同額の単費を上乗せしたこと大いには評価されます。しかし「遅い」との批判が出ている点は、いつも他市に先んじて手を打ってきた二階堂市長にしては異例のことです。意欲・体調が心配する向きもあります。

 第3面では昨年2月にオープンした越後もちぶた「とんかつ天翔」のリポートです。新潟では断トツの味を提供していますが、やや高めの値段設定がどうなのか、新発田に受け入れられるのかと気にかけていました。今度は税込で990円のたれかつ丼も新メニューに加わりました。一度味見に行ってください。

第4面では、陽だまり苑ふぇりあの「フライディ教室」の案内、市立歴史図書館で開催されている「明治維新と新発田藩」の告知、蕗谷虹児記念館で開催されている「絵本の力」の告知、生涯学習センターでの「つくしの会 展」の予告を掲載しました。

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SOPvol.145          第20回城下町しばた全国雑煮合戦

▲第20回城下町しばた雑煮合戦・1月14日(日)

今月の第1面には城下町しばた全国雑煮合戦の模様をリポートしました。

第20回とのことですが、実質的にはコロナ禍や大雪での休止を挟んで18回目の開催になります。市役所札の辻広場と駐車場にメインストリート商店街も加え、参加は物販を含めて38店舗でした。好天に恵まれた会場には約1万6千人が詰めかけました。

イベントとして参加した御免町小学校の「調べ学習」の発表は雑煮についての発表でしたが、レベルが高くて驚きました。「しばたの心継承プロジェクト」の一環です。また、SNSを活用した告知や投票方法はさすがでした。各所に主催者の工夫がみられたことは頼もしい限りです。しかし、第1回から参加の「元祖しばた雑煮」のブースがなかったことは致し方ないとしても、県外からの出店が少なかったことは今後の課題でしょう。

第2面では割烹志まやで開催された所蔵品鑑賞会の報告です。

所蔵品は新発田ゆかりの作品がほとんどでその数に圧倒されるとともに、白倉嘉入作品などの質の高さに感心しました。また、堀部安兵衛を通じての相馬御風との交流は歴史を感じさせるものでした。末永く保管し、折に触れて座敷を飾って、我々酔客を楽しませてほしいものです。

 第3面では昨年12月議会での宮野清隆議員の質問と二階堂馨市長の答弁を掲載しました。質問はゼロゼロ融資返済が始まったことから、資金支援を求めるものでした。これに対して市長は11月に国の補正予算が成立したことから、すでに支援の検討は指示済みであると答えました。支援の内容と額は1月12日に市長査定が終わり、総額と概要は1月15日の市長挨拶で触れられました。従来の産業支援のほか、一般市民向けの施策もあると聞きました。2月2日の臨時議会で討議されます。詳細は議決後に報じたいと思います。

囲み記事としては、大倉喜八郎が堀部安兵衛を詠んだ狂歌を掲載しました。駅前竹内旅館の竹内孝浩氏提供の話題です。なお、喜八郎の蔵春閣にはすでに6万人が訪れ、食事もできる貸館利用は40団体を超え、新発田の観光の起爆剤としての役割を果たしています。さらに、案内役の高橋幸直氏の解説は詳しいうえに分かりやすいと評判になっています。これからお出でになる方はぜひお話をお聞きになることをお勧めします。

第4面では、パル陽だまり苑の健康増進企画「はれやか倶楽部」の案内、市立歴史図書館で開催されている「明治維新と新発田藩」の告知、蕗谷虹児記念館で開催される「絵本の力」の告知を掲載しました。

 

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SOPvol.143          「うまいもん横丁」に2万7千人


▲「全国うまいもん横丁」新発田カルチャーセンター

今月の第1面にはトピックスを2件、掲載しました。

一つは来場者数が史上2番目となった「うまいもん横丁」の報告です。客足が伸びた外的要因としては好天とコロナ後の解放感によるものと推測される一方、主催者である新発田市観光協会の地道な努力も見逃せません。決められたスペースの中でマイナーチェンジを重ねています。また、今年度は駐車場が満杯でしたが、商圏が広がった分、何らかの工夫も必要でしょう。

次に、恒例となった「はさがけ米 仙次郎」の取組として、ハロウィン・イルミネーションを紹介しました。補助金に頼らず、仲間たちや豊浦小の子どもたちを巻き込んでの活動は評価に値します。また、「はさがけ米」の販売も順調とのこと、彼ら独自の販売ルート開発の手法は大いに参考にすべきでしょう。

第2面でもトピックスを2件、紹介しました。

一つはSODデザインの展覧会の告知です。会期は3日間でしかありませんが、仕事の間口の広さに驚かれることと思います。得意とするオリジナルデザインの籐椅子も10脚程度展示する予定とのことです。

もう一つは10月の早稲田大学総長・田中愛治氏による市島春城の墓参りの紹介です。案内役は当市の島津延明氏でした。田中総長はその折りに行った記念講演で「組織発展のため、長たるものは自分より優れた人材を登用すべし」と述べました。

 第3面では9月の市議会定例会から、産業振興に関する質疑のみ取り出して掲載しました。

二階堂市政は大きな失策はないものの、産業振興部門で人口増に結び付くような大成果は挙げていません。ベテラン市議の多くはその事実に気づいてはいますが、市議たちからも有効な手立ては提案できていません。まずは産業振興による市民の収入増を図り、併せて税収増に結び付けなければなりません。しかし、宮城県に見られるような発想と実践はなく、自由に使える財源であるふるさと納税の額も伸び悩んでいます。このままでは二階堂市政は先細り、ジリ貧に向かうのではと危惧する市民も現れています。注視すべきときでしょう。

第4面では、陽だまり苑の介護施設ピュアオレンジの健康増進のためのパーソナルトレーニングジムの案内、市立歴史図書館の展示室で開催されている秋の企画展「どうしょば秀勝」の告知、蕗谷虹児記念館の新企画展「菅野由貴子ワンダーランド」の予告を掲載しました。

 

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