SOPvol.140          海老名市の児童が防災キャンプ


▲サマーフェスティバルにてパトカー・白バイの試乗体験(7月29日新発田市中心商店街)

今月の第1面および第2面は、7月25日(火)・26日(水)・27日(木)の3日間にわたって「スタディ・ツーリズム」の第一弾として誘致した海老名市の学童を迎えた新発田市のメニューを紹介しました。

「スタディ・ツーリズム」は2021年度に華々しく打ち上げたものの折からのコロナ禍で実績が上がらずにいたところ、二階堂市長のトップセールスによって実現にこぎつけたものです。また、市長の活動の前には「新発田盛綱会」の地道な民間交流が下地を作り上げました。今回のメニューをデータ化して販売促進用のツールを作成し、今後は観光振興課などを筆頭に新発田市を売り込み、誘客につなげてほしいものです。

 第3面前半は4年ぶりに開催された「サマーフェスティバル」の模様をレポートしました。飲食はもちろん、「はたらく車」や「ニコタンふわふわ」、さらに札の辻広場でのパフォーマンスと体験会など、内容は盛りだくさんで人出は1万2千人、過去最高を記録しました。コロナ禍で開催できない中で、主催者による時間をかけての準備の跡がまざまざと感じられる内容でした。

第3面後半は竹内和宏氏の「寺田ヒロオのまんが道」と題した講演のレポートです。寺田ヒロオ氏は新発田高校の先輩で、一時期は日本の漫画をリードする立場にありました。しかし、新しい劇画などとの作品の路線の違いから早々に筆を折ったこともあり、近年知る人も少なくなりました。もう一度、しっかり光を当ててほしいと思います。

第1面と2面で紹介した佐々木盛綱、本紙で何度か取り上げた宮崎郁雨や昆田文次郎、上野喜永次など、新発田には今まで忘れ去られていた偉人はたくさんおります。また、美術家では蕗谷虹児ばかりでなく佐藤哲三などももっと評価されるべきでしょう。さいわい蔵春閣移築のおかげで大倉喜八郎に注目が集まっている今、絶好の機会だと思います。

第4面では、パル陽だまり苑の介護施設パルの「ピュアオレンジ」で開催されて大好評の健康増進のための肩・膝・腰に特化した施術の案内、市立歴史図書館の展示室で開催されている秋の新企画展「どうしょば秀勝」の告知、蕗谷虹児記念館で開催中の企画展「安野光雅 葉祥明 版画ふたり展」の告知を掲載しました。

 

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SOPvol.139          クルーズ船客で新発田、大賑わい


▲豪華客船ベリッシマの乗客で賑わう足軽長屋

今月の第1面および第2面前半までは、6月23日(金)と7月5日(水)の2回にわたって新潟東港に入港した豪華客船ベリッシマのお客様が新発田に来た様子をレポートしました。2日間ともバス約60台に分乗したお客様1,000人から2,000人が、新発田城から寺町にかけての新発田市街と月岡温泉を訪れました。新発田城でも清水園でも公開が始まって以来の人出を記録したそうです。

今後の誘客は秋田市・富山市などとの競争次第とのことですが、今回のお客様からの評価が次回以降の誘客を左右するだろうと言われています。

 第2面後半は市の歴史図書館に保存されている『正保越後国絵図』のデジタル撮影が終了し、公開に向けての準備が始まったことを掲載しました。歴史資料としても大変貴重なもので、使い方次第では観光資源にもなる、いわば新発田の宝物です。早い時期の公開が待たれるものです。

第3面前半は市議会6月定例会での「産地交付金不交付問題」についての二階堂市長の行政報告と、4月の市議会選挙の投票率低下対策についての質疑の模様の一部を掲載いたしました。「産地交付金不交付問題」からは職員の緊張感のなさがうかがえましたが、市長はじめ市職員全体が「たるんでいる」と批判する声も複数ありました。。また、市議会選挙の投票率低下問題では技術的な要素と並んで「そもそも候補者に魅力がないのでは」「候補者そのものに問題があったかもしれない」との指摘もありました。

第4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」で毎週開催されて大好評の健康増進イベント「ふらいでぃ教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で開催されている企画展「喜八郎さんからの贈り物」展の告知、蕗谷虹児記念館での新企画展「安野光雅 葉祥明 版画ふたり展」の告知を掲載しました。

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SOPvol.138          令和5年度6月定例会一般質問


▲庭の紫陽花

今月の第1面および第2面は、6月15日(木)から3日間にわたって開催された議会一般質問の中から、新人6人のものを掲載しました。なお、宮野清隆氏は一般質問を行いませんでした。新人7人のうち6人が質問に立つ活況ぶりでした。質疑内容は記載の通りですが、新発田市の実情にまで突っ込んだものは少なく、二階堂市長の独壇場でした。質問内容の深化は今後に期待するしかありません。なお、市政の問題点として浮上した「産地交付金不払い問題」については、二階堂市長が議会冒頭の行政報告で連絡の不徹底を陳謝し、補正予算で市単費での補てんを提案するとしました。阿部聡市議が原因と再発防止策を質したのに対しては「ヒューマンエラー」との回答でした。行政の手法にていねいさがないとの意見が数多く寄せられています。

なお、解体費議会議決済みの「旧憲兵庁舎解体問題」では、議決時の予算委員長である中村功議員が「広く意見を聞くべきではなかったか」と質問しましたが、これに対しては議員からも、いまさら蒸し返すべきではなく市側から解体の提案があった時点で議論しておくべき問題ではなかったか、と批判がありました。

第3面には福島市にあった旧新発田藩の飛び地について、豊田神社掲額の由来から再びリポートしました。治水・灌漑技術に優れた旧新発田藩が福島でもその技術を生かして洪水対策を実施し、荒地を肥沃な農耕適地に造り替え、地元の農民に感謝されていたことが分かることは、前号の通りです。

4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」で毎週開催されて大好評の健康増進イベント「ふらいでぃ教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で先末から開催されている企画展「喜八郎さんからの贈り物」展の告知、蕗谷虹児記念館での新企画展「安野光雅 葉祥明 版画ふたり展」の告知を掲載しました。

 

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