SOPvol.142          子どもも大喜び、ガス展に1万人


▲ニコタン&モモタンのガス展2023(新発田コモタウン・コモプラザ)

今月の第1面にはトピックスを3件、掲載しました。

一つは新発田ガスのガス展です。コロナ禍中は開催できなかったものの、今回は49回目、3日間で約1万人のお客様であふれました。「感謝祭だからガス器具はなるべく安く、イベントは楽しく」をモットーに、グループ社員総出で接待していました。担当者は「新製品が出るたび、効率が良くなっている」ことを強調していました。

次に新発田出身(御免町・一中・新発田高校卒)の作家・石井仁蔵さんが10月末に単行本デビューするとのこと、さっそくプルーフ版(見本)で読みました。チェスを題材にした青春群像小説で、スピード感あふれるエンタテイメントに仕上がっており、ラストでは涙が止まりませんでした。タイトルは『エヴァーグリーン・ゲーム』です。お勧めします。

3つめは五十公野地区の歴史探訪ウォークの紹介です。大勢でおしゃべりしながら地元の歴史散策は体にもいいですし、気持ちも穏やかにしてくれます。

第2面と第3面は市議会9月定例会の新人議員の質問と答弁を掲載しました。単純な質問と要望に終始し、新たな提案がほとんどありませんでした。市長曰く「勉強不足、乞う御期待」で「市政の今後の方針について議論したかった」とのことでした。評価については人それぞれでしょうから、ぜひご一読ください。今後の研さんに期待しましょう。

第4面では、陽だまり苑の介護施設フェリアで開催されている健康増進・生涯現役を目指した「フライディ教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で開催されている秋の企画展「どうしょば秀勝」の告知、蕗谷虹児記念館の新企画展「菅野由貴子ワンダーランド」の予告を掲載しました。

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SOPvol.141          法政大学応援団、新発田で合宿


▲全日本の冨樫選手、新発田でミニバス教室

今月の第1面および第2面にかけては、8月29日(火)〜9月6日(水)の8泊9日にわたって法政大学応援団のメンバーと引率者計95人が新発田市で合宿を行いました。「スポーツ・カルチャーツーリズム」の一環として市長が先頭に立って誘致を進めてきたもので、9月3日(日)には新発田市市民文化会館で約400人の聴衆を集めて成果発表会が行われました。担当課や担当者の地道な誘致活動のみならず、地元の法政大学校友会の手厚いサポートがあって、成功裡に終わりました。団員の評価も高く継続的な誘致活動が期待できます。紙面の都合で割愛しましたが、明治大学バスケットボール部35人の合宿誘致にも成功したことを付記しておきます。

第2面終盤には「文化資源活用と映画館誘致を」との市議会一般質問に対し、市長が積極的な答弁をトピックスとして掲載しました。映画館誘致に関してはイオンの具体名を挙げ、年度内に先方トップと直接交渉したいと踏み込みました。民間資本である先方が誘致の提案に前向きな回答を示すためには、開館後も継続的に観客が集まり続けるとの見込がなければなりません。市及び市民による例えばシネウインドの友の会のような支援団体など環境整備が必要です。

 第3面前半は皆川孝先生が主宰するロボコン教室の「あかたにの家」での合宿の模様をリポートしました。皆川孝先生のロボコン教室はすでに11年目に入り、その間に世界大会に出場するなどの成果を上げています。卒業生にはプログラミングの道に進んだ人も出てきております。当紙としては引き続き応援していきます。

第3面後半はバスケットボールの全日本キャプテンで当市出身の富樫勇樹選手によるミニバス教室の様子をお伝えします。富樫選手の人気はすさまじく、会場のカルチャーセンターに新発田市はもちろん近隣市町村からも全部で1千700人以上のギャラリーを集め、「出待ち」客まで出ました。本物のスターが子どもたちとともにプレーをし、その経験が子どもたちに与える夢と勇気は無限大です。富樫選手にはとにかく千葉ジェッツで活躍してパリ・オリンピックのメンバーに選ばれてほしいと願うばかりです。

第4面では、陽だまり苑の介護施設フェリアで開催される健康増進・生涯現役を目指した「フライディ教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で開催されている秋の企画展「どうしょば秀勝」の告知、蕗谷虹児記念館で実施中の企画展「安野光雅 葉祥明 版画ふたり展」の告知を掲載しました。

 

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SOPvol.140          海老名市の児童が防災キャンプ


▲サマーフェスティバルにてパトカー・白バイの試乗体験(7月29日新発田市中心商店街)

今月の第1面および第2面は、7月25日(火)・26日(水)・27日(木)の3日間にわたって「スタディ・ツーリズム」の第一弾として誘致した海老名市の学童を迎えた新発田市のメニューを紹介しました。

「スタディ・ツーリズム」は2021年度に華々しく打ち上げたものの折からのコロナ禍で実績が上がらずにいたところ、二階堂市長のトップセールスによって実現にこぎつけたものです。また、市長の活動の前には「新発田盛綱会」の地道な民間交流が下地を作り上げました。今回のメニューをデータ化して販売促進用のツールを作成し、今後は観光振興課などを筆頭に新発田市を売り込み、誘客につなげてほしいものです。

 第3面前半は4年ぶりに開催された「サマーフェスティバル」の模様をレポートしました。飲食はもちろん、「はたらく車」や「ニコタンふわふわ」、さらに札の辻広場でのパフォーマンスと体験会など、内容は盛りだくさんで人出は1万2千人、過去最高を記録しました。コロナ禍で開催できない中で、主催者による時間をかけての準備の跡がまざまざと感じられる内容でした。

第3面後半は竹内和宏氏の「寺田ヒロオのまんが道」と題した講演のレポートです。寺田ヒロオ氏は新発田高校の先輩で、一時期は日本の漫画をリードする立場にありました。しかし、新しい劇画などとの作品の路線の違いから早々に筆を折ったこともあり、近年知る人も少なくなりました。もう一度、しっかり光を当ててほしいと思います。

第1面と2面で紹介した佐々木盛綱、本紙で何度か取り上げた宮崎郁雨や昆田文次郎、上野喜永次など、新発田には今まで忘れ去られていた偉人はたくさんおります。また、美術家では蕗谷虹児ばかりでなく佐藤哲三などももっと評価されるべきでしょう。さいわい蔵春閣移築のおかげで大倉喜八郎に注目が集まっている今、絶好の機会だと思います。

第4面では、パル陽だまり苑の介護施設パルの「ピュアオレンジ」で開催されて大好評の健康増進のための肩・膝・腰に特化した施術の案内、市立歴史図書館の展示室で開催されている秋の新企画展「どうしょば秀勝」の告知、蕗谷虹児記念館で開催中の企画展「安野光雅 葉祥明 版画ふたり展」の告知を掲載しました。

 

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