SOPvol.62新発田食品工業団地新造成地竣工

▲ミスムーンライト撮影風景・新発田中央高校にて(制服も同校のもの)

 

今月は人口増に向けての二階堂市長の施策の成果についてです。

約6年間にわたって「産業振興」「子育て支援」「学力向上」を3本柱として数々の施策を展開して参りました。「二の丸病院跡地の防災公園(アイネスしばた)」「駅前複合施設(イクネスしばた)」「新市庁舎開庁(ヨリネスしばた)」に目が奪われがちですが、ハード整備事業の中心は、実は「食品工業団地造成」でした。この2月に進出調印式が行われ、2社が進出しました。今後完売・操業時には600~800人の雇用増が見込まれています。ただし、新発田は労働力不足です。求人難を解消するためにソフト事業として「コンシェルジュ協議会」を発足させ、団地内保育園の開設などを視野に入れて、側面支援に入りました。

定住促進事業は1年間で86件・約200人の転入が確実となりました。住宅取得補助金と首都圏でのUターン相談会の開催による合わせ技が功を奏したかたちです。

本格参入して2年目の「ふるさと納税」は昨年度の2億5千万円から今年度は4億円を突破することが確実になりました。新発田産品の商品力の高さと巧みなセールスプロモーションの結果です。

昨年新発田市でオールロケした映画『ミスムーンライト』のイオンシネマ新潟南での先行上映が好調で、3月中旬まで延長上映されることになりました。全編春の新発田の観光地を舞台(すべて実名で登場)とした、女子高生(新発田中央高校の生徒という設定)たちの青春群像劇です。まだ観ていない方はぜひ劇場でご覧になってください。先行上映の観客動員数によって今後の公開館数が左右されます。

この映画、実は本紙編集長の阿部聡が強引に新発田でロケを敢行するよう、監督とプロデューサーを説得して、実現させたものです。必ずや全国公開、全国ヒットにつなげて、新発田を強力にPRするためにも、ぜひ足をお運びください。笑って泣ける名作です。

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SOPvol.61新市庁舎「札の辻広場」に2万5千人

▲4階テラスの「桜の花」ベンチで寛ぐ子どもたち。二王子山が美しい

 

今月は新市庁舎開庁に関連する記事が中心です。

新市庁舎建設にあたり、二階堂市長は使い勝手の良さと防災対応機能は当然として「中心市街地活性化」「にぎわい創出」「市民交流」の3点をコンセプトとして付加しました。その結果、1階には半屋内空間「札の辻広場」「札の辻ラウンジ」を配し、4階には「開放可能な議場」とそれに続く「屋外テラス」を配しました。

1月8日にはこけら落としイベントである城下町しばた全国雑煮合戦に過去最高となる2万5千人を集めました。市民は1階のみならず2・3階の窓際に陣取り、雑煮合戦を楽しんでいました。今後は市商工振興課が先頭に立って、毎週末年間104回のイベントが開かれる予定です。つまり、土日は半屋内空間「札の辻広場」でなにか必ずイベントが行われることになります。このことにより、「にぎわい創出」「市民交流」はほぼ実現するでしょう。しかし、「中心市街地活性化」については商店街の人たちや市民自らの意思と行動なしでは難しいでしょう。市長の言うようにまさに「市民力」が問われます。

市観光振興課が一昨年から進めてきた、インバウンド(訪日観光客増)と農産物・食品加工品輸出の試みの一つとして、台湾旅行推進交流団を招聘しました。台湾からの観光客送客と農産物・食品加工品輸出をねらった商談会が「札の辻ラウンジ」で開催されました。今後3月には輸入商社団の招聘が予定されています。基礎自治体としては画期的で先進的な取り組みです。けっして焦ることなく、段階を踏んでじっくりと進めてほしいものです。

 終面は、昨年新発田市でオールロケした映画『ミスムーンライト』が完成し、イオンシネマ新潟南で先行上映されることを告知しました。全編春の新発田の観光地を舞台とした、女子高生たちの青春群像劇です。全国ヒットにつなげ、新発田をPRするためにも、ぜひ足をお運びください。

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SOPvol.60ほ場整備等で41億円の補正獲得

▲要望書を麻生財務大臣に渡す二階堂市長。取り次いだのは齋藤代議士、同行は渋谷副会長と松田副会長(10月2日、財務省)

 

今月の特集は「大型補正予算の獲得まで」をレポートしました。

9月2日(金)、二階堂市長は齋藤洋明代議士の骨折りで、麻生太郎財務大臣に直接会って、ほ場整備等の補正予算要望をしました。要望の結果は予想以上で、史上最高額となる41億円の補正がつきました。麻生財務大臣と直接会って要望を伝えることが出来た首長は二階堂市長で4人目です。麻生派の齋藤洋明代議士のちから添えがなければ実現しなかったことですし、市農林整備課の大滝一仁課長が予算の積み上げなどや齋藤代議士、農水省および財務省への根回しに奔走してくださいました。地道で粘り強い仕事ぶりは称賛に値します。

第2面では市議会12月定例会の一般質問のうち、「自主財源確保」を主張した稲垣富士雄議員と二階堂市長のやりとりを抜粋して掲載いたしました。市長は将来については取り組みを強化する姿勢は示したものの具体的なことは答えていません。皆さんはどうお感じでしょうか。

第3面には、蕗谷虹児記念館での企画展を紹介しました。三越デパート出身者が蕗谷虹児記念館の施設長になってからはヒット企画を連発しており、入館者も増えています。つくづく「人」の大切さを痛感しています。

最終面は竣工なった新庁舎・札の辻広場で行われる「雑煮合戦」の告知です。ぜひ、お出かけいただいて、札の辻広場のよさを体感していただきたいと存じます。

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