SOPvol.107          プログラミングコンテスト


▲二王子山の夕焼け

今月号の第1面では、11月3日に行われた「第1回しばた・せいろうプログラミングコンテスト」の作品発表会・表彰式の模様をリポートしました。

すべてがコンピュータ制御で動く時代に突入しました。コンピュータは人が組んだ「プログラム」で動いています。かつてプログラムは一文字一文字手打ちで作ったものですが、現在は動作を指示するプログラムを組み合わせるなど、簡略化しています。ロボットなら「前へ進め」「右に曲がれ」など、予め組み上がったユニットを組み合わせます。その結果、プログラミングは子どもでも出来る様になりました。しかし、日本や新発田ではその教育環境がほとんどありませんでした。遅れていたのです。そこで立ち上がったの「SPEC=新発田市プログラミング教育推進協議会」で、その最初の事業として「第1回しばた・せいろうプログラミングコンテスト」が開催されたのです。

作品のレベルは驚異的に高く、教育次第で子どもたちの才能は確実に開花することが証明されました。作品はホームページスペック 新発田で検索して見ることができます。

第2面では月岡温泉での芸妓支援事業の模様をリポートしました。市の緊急経済対策として月岡芸妓の踊りを披露するものです。新潟市では古町芸妓を支援するために、無料で料亭に呼べる施策が実施されています。新発田市でも、宴席に芸妓を無料で呼べるといいのですが…。

いずれにせよ、芸妓はキラーコンテンツになり得ます。アフターコロナを見据えて本格的に養成・発信することを考えるべきです。

第3面では市の緊急経済対策第8弾を簡単にまとめてみました。新発田市は3月以降、国や県、他市町村に先駆けて新型ウイルス対策を打ち続けてきました。二階堂市長のリーダーシップの賜物です。おかげで、新発田市の雇用はかろうじて維持されています。しかし、ウイルス禍はまだ続きます。第9弾・第10弾の対策を企画立案しなければなりません。

4面では陽だまり苑の「ピュア・オレンジ」、蕗谷虹児記念館の「美人画伝説」展、歴史図書館の秋の企画「江戸時代の旅と行列」展を告知しました。

 

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SOPvol.106          蔵春閣移築いよいよスタート

今月号の第1面では、9月19日に行われた「蔵春閣」安全祈願祭の模様をリポートしました。

安全祈願祭は市東公園で行われ、施主の大倉文化財団の大倉歌喜彦会長、工事を担当する大成建設の山内隆司会長、二階堂馨新発田市長ほか約20名が出席しました。

平成29年の寄贈決定以来着工まで、議会は移築費用や活用方法で紛糾し、今回は本体のみの着工です。活用方法が決まらないままでの見切り発車で、高額な維持費が問題視されている「旧県知事公舎」の二の舞になるのではと危惧されています。しかし、竣工までに約1年半あります。この間に活用方法を詰め、優秀な運営者を募らなければなりません。

第2面では市在住の外国人に対する「防災セミナー」の模様をリポートしました。

人口減少が続く中、新発田市在住の外国人は漸増しており、現在市人口の0.66%を占め、ごく近い将来1%を超えることは確実です。国籍・人種を超えたすべての市民が多様性を認め合ったうえで、新たな共生環境を整備する必要に迫られています。記事では触れませんでしたが、同時に日本人・新発田人としてのアイデンテティの確立も急がなければなりません

 第3面では随時連載してきた堀部安兵衛および溝口家と浅野家の関係をまとめました。今回は溝口秀勝侯の甥にあたる「亀田大隅」に焦点を当て、両家の長くて深いきずなについて検証しました。

「亀田大隅」については現在清水園の堀部安兵衛伝承館で行われている「新発田藩生まれの堀部/中山安兵衛」展でも資料を見ることができます。ぜひ、訪れて頂くようお勧めいたします。

4面では陽だまり苑の「ピュア・オレンジ」のリニューアルオープン、蕗谷虹児記念館の「百年展」、歴史図書館の秋の企画展「江戸時代の旅と行列」を告知しました。

 

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SOPvol.105          寺町たまり駅、新装1年大人気


▲冠水した本丸中学校校門前(7月31日)

今月号の第1面では、民間に委託して新装後1年たち、地元の特産品以外に新たに地酒を販売するなど品揃えも強化した結果、集客・売上ともに50%ほど増やした寺町たまり駅を取材しました。寺町たまり駅は月岡温泉や市内宿泊施設利用時にもらえる土産券「今・得プラス」の交換所でもあります。1日平均30組ほどが交換に訪れるそうです。寺町に交換所を設置することで月岡温泉の客を市内に誘導して経済効果をもたらそうという新発田市の企画です。寺町たまり駅ではこの企画を成功させ、来年以降も月岡温泉の客を誘導したいとのことです。

第2面では市議会9月定例会の一般質問から、7月31日のゲリラ豪雨被害についての5人の質問と答弁の要旨を掲載しました。氾濫・冠水は一級河川の中田川流域に集中しました。中田川の排水能力に問題があり、浚渫や川幅を広げるなどが根本的な解決策であり、国・県へのさらなる働きかけが望まれます。短期的には排水機ポンプをあらかじめリモートで作動させる方法などが考えられます。

また、先月号で和田国交政務官への要望会があったことに触れましたが、具体的な要望について読者からの問い合わせがありましたので、すべて掲載しました。とくに重要な要望は雇用調整助成金の適用期間の延長(来年3月末まで)、第3次補正予算による独自の経済対策を実施した地方への財源移譲(交付税措置)の2点です。

 第3面では安倍前総理の退陣に伴う自民党総裁選挙までの流れをまとめました。減収世帯への30万円給付でつまずいた岸田氏、安保法制成立協力を拒否した石破氏に対し、安倍前首相を支え続け路線継承を掲げた菅氏が浮上したのは自然の流れでした。新潟県選出の自民党議員はすべて菅氏を支持しました。

次の関心は解散総選挙の時期に移りましたが、慎重姿勢を崩さない菅新首相に対して、麻生副総理兼財務大臣は早期解散の急先鋒となっています。

4面では陽だまり苑の「ピュア・オレンジ」のリニューアルオープン、蕗谷虹児記念館の「百年展」、歴史図書館の秋の企画展「江戸時代の旅と行列」を告知しました。

 

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