SOPvol.49ふるさと納税、2億円突破!

今号は前号で特集した「ふるさと納税」の続報です。昨年度試行し本年度から本格導入したわけですが、12月末で2億3千万円の寄付をいただきました。先行導入した燕市に続き県内第2位の数字です。成功の理由は「高品質でバラエティに富む返礼品」が第一です。月岡温泉、菊水の全国ブランドがあったことが全体をけん引しました。第二の理由はタイムリーな広報です。10月に実施した山手線系電車中吊り広告が効果的でした。広告実施後の3か月で全寄附額の半分以上、12月ひと月で8千万円の寄付を集めました。第三の理由は担当職員の対応が迅速さ丁寧さともに抜群だったからです。これがリピーターを作りました。

使い道については検討中とのことでしたが、新発田市の課題解決のために使うことを提案しました。例えば懸案の屋根付きグラウンドの整備について、市長は「作りたいが金がない」といいます。東京都墨田区は、「ふるさと納税」をすみだ北斎美術館建設費の不足分に充てました。民間からの寄付金を公共に回すことをガバメントクラウドファンディング(GCF)といいますが、好例です。経常経費に寄付金を充てるのは邪道ですが、新発田でも単発事業で必要な資金が足りないときには使える手法です。行政による研究を望みます。「金がない」ことを言い訳にして何もしないのは一種のサボタージュで、最低の手法です。「予算がない」と言い出したら、自治体は失速します。無駄を省く、税収増に結び付く施策の実施は当然として、国に必要な補助金を創設させる、民間から広く金を集めるなど、知恵を出すことが求められています。

その他、新市庁舎と駅前複合施設の建設進捗状況と全国雑煮合戦の模様をリポートしました。

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