SOPvol.47独自の旅行券で関西から誘客


▲地元の人たちと吉田屋前で記念写真

今号冒頭は、北陸新幹線開業を逆手に取って誘客数を伸ばした「新発田プレミアム宿泊旅行券」のレポートです。北陸新幹線開業を悲観的に受け止めていた観光業界のおおかたの予想を裏切った大成果を挙げた市観光振興課の仕掛けを解説しました

2面では、新市庁舎の開業をにらんで4年前から始まった「軽トラ市」と「100円商店街」の取り組みです。集客面では一定の成果を挙げていますが、個店でこれを利用しようという動きは数件しか見られず売り上げ増にはつながっていません。個々の店の努力が必要です。

3面では「エコカーニバル」と「五十公野氏慰霊祭」をレポートしました。徐々にではありますがエコサイクルの成果が上がっています。そのなかでも「食物残渣」「食品工場の排水処理」による資源循環は突出した成果を挙げています。課題はさらなる増産のための資源確保と販売先の拡大です。

4面では、前号に引き続き、生産者による農産物の首都圏での販路拡大の取り組みを紹介しました。生産者自ら組織を作って直接販売を試みています。

市長就任時に首都圏アンテナショップ開設を模索しましたが、

当事の担当部署責任者の取り組みは甘く、成果を挙げることはできませんでした。しかし、部制廃止により、課長・課長補佐・係長クラスの動きが格段に良くなり、現場は意欲的な取り組みが可能となりました。民間の視点から見ればまだまた生ぬるいものの、官としては画期的な第一歩です。

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