SOPvol.46土曜学習教室で学力アップ


▲ちびっ子たちに大人気の小金魚台輪

今号冒頭は市政の3本柱の一つ「学力向上」に向けて実験的に始められた加治川地区の「土曜学習教室」の模様をレポートしました。始めてまだ3カ月ですが、参加者によれば学習意欲は高まり家庭学習の習慣は確実に身につき始めたとのこと、個人指導に近い講習は目に見えた成果を挙げています。他地区からも参加希望が数多く届いて、今後は豊浦・紫雲寺を皮切りに全市中学校区に広げる予定です。

二階堂市長1期目からの課題、農産物の首都圏への直接販売、アンテナショップ開設では頓挫しましたが、首都圏の町内会組織を利用して消費者へ直接販売する取り組みを展開、順調に推移しています。イベントを通じて農産物を試食してもらいその後購入希望者のリストを作成して農産物を直送しようというものです。すでに、文京区西片、谷中・千駄木などの町内会とは強固な結び付きを構築しました。農家も現地に出向き直接販売に大きな手ごたえを感じています。「川下から攻める農業」の第一歩です。この取り組みは今後引き続きレポートします。

最終面では東中学校区の小学校統合に伴う五十公野小学校発掘調査で「念持仏」が出土したニュースを掲載しました。まだ発掘途中ですが、戦国時代の五十公野氏の館跡であったことがほぼ実証されました。溝口氏入封時の最初の住居との説もありましたが、溝口氏に関連する遺物は出土していません。溝口氏は新発田城が出来るまではどこに住んでいたのでしょうか。

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