SOPvol.45屋根付グラウンド建設に向けて


▲カルチャーセンターのグラウンド(春)

今号冒頭は「スポーツツーリズム推進」に向けての、体育施設充実の提案です。スポーツツーリズムの一環の合宿誘致はようやく1万人に達しました。しかし、「屋根付グラウンド」未整備がネックとなり、野球・サッカーなど、屋外スポーツの誘致が伸びません。岩手県紫波町は新規参入ながら、サッカーグラウンドとバレーボール専用コート等の設置により、年間50万人の誘客に成功しています。誘致のカギは「施設」「食」「費用」の三つだそうです。さいわい五十公野公園の体育施設は県内でも屈指です。この強みを更に強化するために「屋根付グラウンド」整備を提案しました。これは「スポーツツーリズム推進」のみならず、地元の青少年県是素育成にも直結します。中面は、このところ新発田市は転入超過ストップ傾向がみられますが、それは「求人倍率の高止まり」「交通インフラの整備」「子育て支援策の充実」が功を奏していることが大きな理由と考えられています。そこで、さらなる「子育て支援策の充実」のため、「第3子以降の保育料無料化を未満児に拡大」することを提案いたしました。また、人口減ストップの成功事例の第2弾として、「選択」と「集中」により木材屑の再利用に特化して、産業を高度化し雇用増に結びつけている岡山県真庭市の例を紹介しました。限られた予算を強みのある資源に集中的に投下して成功した好例です。民間主導だったことも見逃せません。

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