▲アイオワ州立大学生、しばたパッカーズを視察
51号・52号と平成28年度の新発田市当初予算の概要を紹介し、あわせて脆弱な財政状況を解説いたしました。市長の公約を実現するために、今後はさらなる選択と集中を徹底し、税収を上げる施策(企業誘致等による定住人口の増加や観光・スポーツツリーリズム促進による交流人口の増加につながる、いわゆる投資的施策)を実行に移さなくてはなりません。
そんな中で、二階堂かおる市長の第一期目のマニュフェスト「新発田まちづくり実行プラン」以来の大きな課題であった、インバウンド(外国人観光客誘致)とアウトバウンド(特産品販売・輸出)への試みが、いよいよ本格化します。主なターゲットは台湾で、昨年始めたトップセールスに続き、新たに台湾での旅行商品および特産物の商談会の複数開催、新発田市への台湾人バイヤー招致、これらの受け皿となるDMOの設立、外国語の出来るガイドが常駐するカテゴリー2の観光案内所の設置など、本年度の主な事業を具体的に紹介・解説いたしました。
これらの事業は観光振興課・商工振興課・農水振興課などの複数課にまたがる事業ですが、今回は観光振興課がすべての事業を統括し、関係各課および諸団体の調整に当たることになりました。駅前複合施設「イクネスしばた」運営で、こども課と教育委員会のコラボを実現させたことに次ぐ縦割り排除の事業展開となります。
なお、駅前複合施設「イクネスしばた」での賑わい創出に資するため、本紙も7月16日(土)午後2時から、「イクネスしばた」において「越乃リュウ&青木裕子朗読会」を開催いたしますので、お時間のある方はご参加ください。
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