SOPvol.134          月岡温泉のにぎわい、加速!


▲月岡にニューオープン、新食感カヌレとハンドドリップコーヒーの専門店「新潟ロースト 煎」

 

今月の第1面は、4回目の受賞となった月岡温泉の「まちづくり」会社ミライズの活動を紹介しました。

ミライズは10年前、開湯100年を記念して温泉旅館の若手経営種が立ち上げた「まちづくり」会社です。温泉街ににぎわいを取り戻すために、毎年1件のセレクトショップをオープンさせ、最近はミライズの店と「足湯」「月あかりの庭」、さらにミライズの店に刺激されて新店舗も増え、若いカップルを中心とした来訪者を増やしています。毎年1軒ずつという地道な展開ながら、月岡温泉の発信と着地観光に役立っています。

第2面は、前年に引き続いて、新発田在住の外国人による春節の祝いの模様をリポートしました。中国人を中心に600人以上の外国人の皆さんは、実は介護や工場労働など、現在の新発田には欠かせない人となっています。もう一つは自治会連合会が開催した地域おこし講演会の模様です。今後は地域の担い手として女性の参加が大切になるとの認識を共有しました。

 

第3面は、まず武庸会が主催した2月4日の堀部安兵衛安321回忌です。武庸会は会長が嶋谷次郎八氏から高橋正明氏に代わり、さっそく新機軸を出しています。その中で「新発田オイスターバー」企画にちなんで、武庸会からフードバンクしばたに赤穂のカキが贈呈されました。

さらに新発田郷土研究会が主催した講演会から、私阿部聡による「石川啄木と宮崎郁雨」の概略を掲載しました。宮崎郁雨は荒川に生まれて函館にわたり、石川啄木を世に出した人と呼ばれています。次回以降、「道学」、「佐々木盛綱」の順で講演の概略を掲載いたします。

4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」の健康増進イベント「フライデー教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で今月から開催されている企画展「明治維新と新発田藩」の告知、蕗谷虹児記念館で開催中の「蕗谷虹児の乙女妻展」の告知を掲載しました。

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SOPvol.133          第19回城下町しばた全国雑煮合戦

▲第19回 城下町しばた全国雑煮合戦

今月の第1面は、3年ぶりの通常開催となった「城下町しばた全国雑煮合戦」の模様をリポートしました。コロナ禍中での開催であったことから積極的な告知活動を控え、さらにあいにくの雨となったこともあり、人出は約8千人とやや少なかったようです。しかし、待ちに待ったイベントであるためか、訪れたお客様はみな笑顔で華やいでいました。とにかく、開催にこぎつけた会議所青年部のメンバーのご努力に敬意を表するものです。すでに新発田の風物詩となったイベントを途切れさせないために、次年度にはコロナ禍が収束していることを祈ります。事前の宣伝活動と県外参加者の回復など、会議所青年部メンバーは果敢に課題に挑戦してくれると信じます。

第2面は、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』終了に伴い、新発田の祖とも言える佐々木盛綱がなぜ『鎌倉殿の13人』に加わらなかったのか、史実を探ってみました。歴史では佐々木四兄弟の活躍なくして平家打倒もなかったとされていますが、扱いが少なかったように感じました。いずれにしろ、江戸時代以前の新発田の恩人である佐々木一族については、ここ新発田でもう少し顕彰されてもよいのではないでしょうか。

第3面では、まず菅谷の地域おこしグループ「ABODE(あぼで)」が開発して好評を博したシードル(りんごを使った発泡酒)「yumekatari(ゆめかたり)」を取り上げました。菅谷の新保酒店などで販売しましたが、まだまだ生産量が少ないため、今回は完売とのことです。今後はさらにアイデアを生かし、他の地域おこしグループと提携するなど、新たな新発田の名産となることを期待しています。
また、3面の残りスペースには佐々木コミセンで初めて開催されたクリスマス会を取り上げました。地区区長会・地区の皆さんと地域おこし協力隊の協働で実現したもので、当日は子どもたちの歓声が響きわたっていました。継続するだけでなく、他の地域・自治会でも開催するためには何が必要かなど、成功事例として区長会で詳しく報告したり、市の広報で特集するなど、たくさんの方々に紹介してもらいたいものです。

4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」の健康増進イベント「フライデー教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で今月から開催されている企画展「明治維新と新発田藩」の告知、蕗谷虹児記念館で開催中の新企画「蕗谷虹児の乙女妻展」の告知を掲載しました。

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SOPvol.132          新発田の冬の風物詩・義士祭

▲少年少女剣士による勝どき(長徳寺の安兵衛の墓前で)

 

今月の第1面は、大正2年から戦中・戦後を除いて連綿として続いている「義士祭」の模様をサンチャン写真館の協力を得てリポートしました。昨年はコロナ禍の影響で参加者も少なかったのですが、今年は聖籠町からも少年少女剣士がたくさん参加してくれて賑やかな「義士祭」となりました。また、新発田商工会議所青年部の皆さんが「赤穂かき入り・しばた雑煮」を振る舞って下さり、イベントに華を添えて下さいました。新聞・テレビにも取り上げられ、大いに新発田を発信できました。さらに新発田青年会議所の皆さんも駐車場係などの裏方として協力して下さいました。これを機会に新発田生まれの赤穂義士・堀部安兵衛への理解が進むことを望むとともに、武庸会の一員として感謝申し上げる次第です。

第2面は、新発田市議会12月定例会から主だった質疑・応答を抜粋して掲載しました。小柳はじめ議員は二階堂市長の4期目の政策について質問しました。産業面では市長から目新しい政策の提案はありませんでしたが、子育て支援策としては3期目に果たせなかった保育料の無料化への意欲を示し、新たに給食費無料化の検討に言及しました。どちらも財源にめどは立っておらず、二階堂市長の手腕が問われるところです。なお、阿部聡議員が要求した支援のうち、電気料・燃料費については、今年度の値上げ相当分のみ、各コミュニティセンターに支援されることになりました。同じく、外国人労働者に対する支援などは行わないとのことです。

第3面では、赤谷の杉原邸について報告しました。杉原邸の文化財登録を目指した一連の動きは「赤谷にもう一度、光を当てたい」という現当主・杉原泰洋さんの切実な願いから出発しています。赤谷には長い時間をかけて何世代にもわたって育まれてきた歴史・美しい風土があります。文化財登録を起爆剤として、交流人口を増やすことで山村の風景と営みを守り伝えることは、人口減に直面する私たちにとって極めて意義深いことではないでしょうか。本紙も何らかの方法で支援したいと考えています。

4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」の健康増進イベント「フライデー教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で来月から開催される企画展「明治維新と新発田藩」の告知、蕗谷虹児記念館の新企画「蕗谷虹児の乙女妻展」の告知を掲載しました。

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