SOPvol.138          令和5年度6月定例会一般質問


▲庭の紫陽花

今月の第1面および第2面は、6月15日(木)から3日間にわたって開催された議会一般質問の中から、新人6人のものを掲載しました。なお、宮野清隆氏は一般質問を行いませんでした。新人7人のうち6人が質問に立つ活況ぶりでした。質疑内容は記載の通りですが、新発田市の実情にまで突っ込んだものは少なく、二階堂市長の独壇場でした。質問内容の深化は今後に期待するしかありません。なお、市政の問題点として浮上した「産地交付金不払い問題」については、二階堂市長が議会冒頭の行政報告で連絡の不徹底を陳謝し、補正予算で市単費での補てんを提案するとしました。阿部聡市議が原因と再発防止策を質したのに対しては「ヒューマンエラー」との回答でした。行政の手法にていねいさがないとの意見が数多く寄せられています。

なお、解体費議会議決済みの「旧憲兵庁舎解体問題」では、議決時の予算委員長である中村功議員が「広く意見を聞くべきではなかったか」と質問しましたが、これに対しては議員からも、いまさら蒸し返すべきではなく市側から解体の提案があった時点で議論しておくべき問題ではなかったか、と批判がありました。

第3面には福島市にあった旧新発田藩の飛び地について、豊田神社掲額の由来から再びリポートしました。治水・灌漑技術に優れた旧新発田藩が福島でもその技術を生かして洪水対策を実施し、荒地を肥沃な農耕適地に造り替え、地元の農民に感謝されていたことが分かることは、前号の通りです。

4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」で毎週開催されて大好評の健康増進イベント「ふらいでぃ教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で先末から開催されている企画展「喜八郎さんからの贈り物」展の告知、蕗谷虹児記念館での新企画展「安野光雅 葉祥明 版画ふたり展」の告知を掲載しました。

 

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SOPvol.137          新発田市議会、会派構成決まる

▲福島市二子塚・稲荷神社「溝口大明神」(文政2年)

今月の第1面は、4月23日投開票の新発田市議会選挙の結果の分析と会派構成を掲載しました。

最大会派の「令和会」は前回同様10人となりました。新人5人を勧誘したものの、新加入は2名のみに終わりました。第2会派の「つなぐ会」は会の半数、2人が落選したのを受けて解散、代わりに2年前に令和会を離脱した小柳肇議員を触媒役に迎えた保守系新人3人が「ひらく会」を結成して第2会派となりました。革新系の「共道しばた」は一人減の3人会派、共産党、公明党は変化なしでした。いずれにせよ、安定感ある二階堂市長の市政運営に大きな影響はないと見られています。

また、末尾に公共交通「あかたに号」の出発式の模様を掲載しました。

第2面には福島市にある旧新発田藩の飛び地についてリポートしました。治水・灌漑技術に優れた旧新発田藩が福島でもその技術を生かして洪水対策を実施し、農民に感謝されていたことが分かります。

また、末尾に五十公野・下新保で開催された「竹の子祭り」のリポートを掲載しました。

第3面には、「給付型奨学金・みらい応援奨学金にいがた」を取材、理事長のインタビューと寄付金募集の告知を掲載しました。新発田発の給付型奨学金は完全に寄付によって賄われています。すでに100人に給付されているとのこと、本紙も応援したいと考えています。

4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」で毎週開催されて大好評の健康増進イベント「ふらいでぃ教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で先末から開催されている企画展「喜八郎さんからの贈り物」展の告知、蕗谷虹児記念館で開催中の企画展「蕗谷虹児の少女倶楽部 少女クラブ」展の告知を掲載しました。

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SOPvol.136          令和5年新発田市議会議員選挙

▲小学生の「とようら宝来太鼓」

 

今月の第1面は、4月23日投開票の新発田市議会選挙の結果を掲載しました。

新人11人が名乗りを挙げる一方、現職の勇退は4人に留まったため、混沌とした選挙戦となりました。投票率が3%下がったたこともあり、現職で票を増やしたのはわずか1人しかいませんでした。

結果、上位の顔ぶれ、比企議員、石山議員、阿部議員などは安定した戦いぶりでしたが、現職3人が落選し、新人7人が当選しました。日本維新の会、参政党も一人ずつ議席を獲得しました。

これらの新人たちが、百戦錬磨の二階堂市長と対等に渡り合えるはずもありませんが、新発田市政に新しい風を吹かせられるか、注目です。

第2面と3面には、この29日に移築・オープンする大倉喜八郎向島別邸「蔵春閣」の記念イベントを告知するとともに、大倉文化財団の村上理事長の講演(前半のみ)を掲載しました。

ご存じの通り、「蔵春閣」は二階堂市長の「もらわない選択はない」の一言で新発田への移築が決定したもので、文化的な価値は極めて高いとされています。市は利用しながら公開する「動態保存」を強く主張していますが、旧県知事公舎の失敗例に見るとおり、「動態保存」はきわめて困難な展示方法です。まずは、見学してから貸館利用するなど、積極的に利用していきたいと思います。

4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」で毎週開催されて大好評の健康増進イベント「ふらいでぃ教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で月末から開催される企画展「喜八郎さんからの贈り物」展の告知、蕗谷虹児記念館で開催中の新企画「蕗谷虹児の少女倶楽部 少女クラブ」展の告知を掲載しました。

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