SOPvol.136          令和5年新発田市議会議員選挙

▲小学生の「とようら宝来太鼓」

 

今月の第1面は、4月23日投開票の新発田市議会選挙の結果を掲載しました。

新人11人が名乗りを挙げる一方、現職の勇退は4人に留まったため、混沌とした選挙戦となりました。投票率が3%下がったたこともあり、現職で票を増やしたのはわずか1人しかいませんでした。

結果、上位の顔ぶれ、比企議員、石山議員、阿部議員などは安定した戦いぶりでしたが、現職3人が落選し、新人7人が当選しました。日本維新の会、参政党も一人ずつ議席を獲得しました。

これらの新人たちが、百戦錬磨の二階堂市長と対等に渡り合えるはずもありませんが、新発田市政に新しい風を吹かせられるか、注目です。

第2面と3面には、この29日に移築・オープンする大倉喜八郎向島別邸「蔵春閣」の記念イベントを告知するとともに、大倉文化財団の村上理事長の講演(前半のみ)を掲載しました。

ご存じの通り、「蔵春閣」は二階堂市長の「もらわない選択はない」の一言で新発田への移築が決定したもので、文化的な価値は極めて高いとされています。市は利用しながら公開する「動態保存」を強く主張していますが、旧県知事公舎の失敗例に見るとおり、「動態保存」はきわめて困難な展示方法です。まずは、見学してから貸館利用するなど、積極的に利用していきたいと思います。

4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」で毎週開催されて大好評の健康増進イベント「ふらいでぃ教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で月末から開催される企画展「喜八郎さんからの贈り物」展の告知、蕗谷虹児記念館で開催中の新企画「蕗谷虹児の少女倶楽部 少女クラブ」展の告知を掲載しました。

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SOPvol.135          キネス天王で花開く教育旅行


▲古町芸妓 成果発表会「華つなぐ道」(3月23日)

今月の第1面は、農業のIT化による革新的な転換・発展を目指して設立されたキネス天王での日本旅行と新発田市の担当課との意見交換の模様をリポートしました。日本旅行が狙っているのはキネス天王を中核とした農業のIT化を教育旅行商品(スタディ・ツーリズム)として、主に学校向けに発売したいというものです。それに対して新発田市は単なる教育旅行商品発売による誘客以上の効果、つまり「農業を最先端の産業として紹介、若い人に魅力ある職業としての農業を紹介・拡散する」ことをねらっています。コメの輸出に次ぐ、自治体としては日本最初の企画であり、注目に値します。

また、無風とみられている県議選しばた・北蒲区と新人が8人超過している市議選新発田について最新の情報も掲載しました。

第2面と3面には、この2月から3月にかけて行われた新発田市議会から一般質問と代表質問の主な質疑答弁を掲載しました。無投票の市長選、激しい市議選の前とあってか、突っ込んだ議論にはならず、二階堂市長の安定感のみが目立ちました。

4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」の健康増進イベント「ふらいでぃ教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で来月から開催される企画展「喜八郎さんからの贈り物」展の告知、蕗谷虹児記念館で開催中の新企画「蕗谷虹児の少女倶楽部 少女クラブ」展の告知を掲載しました。

 

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SOPvol.134          月岡温泉のにぎわい、加速!


▲月岡にニューオープン、新食感カヌレとハンドドリップコーヒーの専門店「新潟ロースト 煎」

 

今月の第1面は、4回目の受賞となった月岡温泉の「まちづくり」会社ミライズの活動を紹介しました。

ミライズは10年前、開湯100年を記念して温泉旅館の若手経営種が立ち上げた「まちづくり」会社です。温泉街ににぎわいを取り戻すために、毎年1件のセレクトショップをオープンさせ、最近はミライズの店と「足湯」「月あかりの庭」、さらにミライズの店に刺激されて新店舗も増え、若いカップルを中心とした来訪者を増やしています。毎年1軒ずつという地道な展開ながら、月岡温泉の発信と着地観光に役立っています。

第2面は、前年に引き続いて、新発田在住の外国人による春節の祝いの模様をリポートしました。中国人を中心に600人以上の外国人の皆さんは、実は介護や工場労働など、現在の新発田には欠かせない人となっています。もう一つは自治会連合会が開催した地域おこし講演会の模様です。今後は地域の担い手として女性の参加が大切になるとの認識を共有しました。

 

第3面は、まず武庸会が主催した2月4日の堀部安兵衛安321回忌です。武庸会は会長が嶋谷次郎八氏から高橋正明氏に代わり、さっそく新機軸を出しています。その中で「新発田オイスターバー」企画にちなんで、武庸会からフードバンクしばたに赤穂のカキが贈呈されました。

さらに新発田郷土研究会が主催した講演会から、私阿部聡による「石川啄木と宮崎郁雨」の概略を掲載しました。宮崎郁雨は荒川に生まれて函館にわたり、石川啄木を世に出した人と呼ばれています。次回以降、「道学」、「佐々木盛綱」の順で講演の概略を掲載いたします。

4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」の健康増進イベント「フライデー教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で今月から開催されている企画展「明治維新と新発田藩」の告知、蕗谷虹児記念館で開催中の「蕗谷虹児の乙女妻展」の告知を掲載しました。

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