SOPvol.162 中央義士会、新発田を訪れる


▲新発田市歴史図書館で堀部安兵衛の直筆書状を見学

今月の第1面は、中央義士会が戦後初めて団体で新発田を訪問、堀部安兵衛関連施設を見学したことをお伝えしました。最近は国外からの観光客が高輪の泉岳寺に連日訪れて墓参りをしていくとのことです。SNSで知ったという方がほとんどだそうですから、情報発信がいかに大切か、改めて考えさせられます。

また、昨年に引き続き「田んぼのオーナー制」の登録者が田植え体験をした様子を掲載しました。前年はハワイ在住の33人、今回は16人でした。

第2面は、新発田市議会の動きとして、6月議会でコメ価格高騰問題をとらえた質問4件の要点を抜粋掲載して掲載しました。質問の視点は異なるものの、いずれも農業支援の強化を訴えたものです。さらに、本会議に先立って行われた議長・副議長選挙の結果も掲載しました。

また、映画館誘致の議会提案に沿って進められた「新発田に映画館をつくる会」の署名が1万1千310筆となったことも載せました。新発田市以外からの署名も多いとのことでした。県北には相賀間がないのです。また「元気な年寄りの行くところがない」との声は切実です。

 第3面は、「石川啄木を世に出した」と言われる新発田市荒川出身の宮崎郁雨(本名大四郎)の評伝が『新発田郷土誌』53号に掲載された報告です。ほとんど初出に近い郁雨の壮年期の歩みから、郁雨の類まれな「人助け」精神に焦点を当てています。同誌は大手町の高木書店で取り扱っています。

 第4面は、陽だまり苑ふぁりあの「介護職員初任者研修」受講生募集の広告、市歴史図書館の7月からの新企画「北を向く越後人」、蕗谷虹児記念館の7月からの新企画「久保修 切り絵の世界展」の告知です。

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