SOPvol.145          第20回城下町しばた全国雑煮合戦

▲第20回城下町しばた雑煮合戦・1月14日(日)

今月の第1面には城下町しばた全国雑煮合戦の模様をリポートしました。

第20回とのことですが、実質的にはコロナ禍や大雪での休止を挟んで18回目の開催になります。市役所札の辻広場と駐車場にメインストリート商店街も加え、参加は物販を含めて38店舗でした。好天に恵まれた会場には約1万6千人が詰めかけました。

イベントとして参加した御免町小学校の「調べ学習」の発表は雑煮についての発表でしたが、レベルが高くて驚きました。「しばたの心継承プロジェクト」の一環です。また、SNSを活用した告知や投票方法はさすがでした。各所に主催者の工夫がみられたことは頼もしい限りです。しかし、第1回から参加の「元祖しばた雑煮」のブースがなかったことは致し方ないとしても、県外からの出店が少なかったことは今後の課題でしょう。

第2面では割烹志まやで開催された所蔵品鑑賞会の報告です。

所蔵品は新発田ゆかりの作品がほとんどでその数に圧倒されるとともに、白倉嘉入作品などの質の高さに感心しました。また、堀部安兵衛を通じての相馬御風との交流は歴史を感じさせるものでした。末永く保管し、折に触れて座敷を飾って、我々酔客を楽しませてほしいものです。

 第3面では昨年12月議会での宮野清隆議員の質問と二階堂馨市長の答弁を掲載しました。質問はゼロゼロ融資返済が始まったことから、資金支援を求めるものでした。これに対して市長は11月に国の補正予算が成立したことから、すでに支援の検討は指示済みであると答えました。支援の内容と額は1月12日に市長査定が終わり、総額と概要は1月15日の市長挨拶で触れられました。従来の産業支援のほか、一般市民向けの施策もあると聞きました。2月2日の臨時議会で討議されます。詳細は議決後に報じたいと思います。

囲み記事としては、大倉喜八郎が堀部安兵衛を詠んだ狂歌を掲載しました。駅前竹内旅館の竹内孝浩氏提供の話題です。なお、喜八郎の蔵春閣にはすでに6万人が訪れ、食事もできる貸館利用は40団体を超え、新発田の観光の起爆剤としての役割を果たしています。さらに、案内役の高橋幸直氏の解説は詳しいうえに分かりやすいと評判になっています。これからお出でになる方はぜひお話をお聞きになることをお勧めします。

第4面では、パル陽だまり苑の健康増進企画「はれやか倶楽部」の案内、市立歴史図書館で開催されている「明治維新と新発田藩」の告知、蕗谷虹児記念館で開催される「絵本の力」の告知を掲載しました。

 

PDFはこちらから↓

sop_vol145_p1-4