SOPvol.95           しばた台輪、奉祝まつりに参加

奉祝まつりに新発田市の台輪全6台が参加した

 

今号、第1面では、天皇陛下御即位「奉祝まつり」に参加した「しばた台輪」の模様をリポートしました。全国から選りすぐられた18団体のほぼ真ん中に位置した「しばた台輪」6台(約400人)。11月9日(土)午後1時半から、桔梗門から祝田橋まで約600mを休むことなくあおり続け、奉祝ムードを大いに盛り上げました。沿道に集まった約2万人の観衆の中には新発田出身者も多く、「しばた台輪」のあおりや木遣りに対してさかんに掛け声をかけていました。

NHKニュースや日テレ系の「ミヤネ屋」などのバラエティ番組、さらには週刊新潮の巻頭写真にも取り上げられ、新発田の名を大いに高めました。

 

2面では、治水等の専門家・関川義蔵氏による江戸時代の北蒲原地区の治水・干拓の歴史講演を、先月号に引き続いて掲載しました。溝口侯や市島家などが水害常襲地帯の北蒲原地区でおよそ200年にわたって治水・干拓を継続し、美田に変えた歴史について実証した研究です。前号では治水工事によって石高が約2倍に増えたこと、新しい村が誕生して人口が増えたことを記載しました。今号では加治川に対象を絞って、具体的にどのように川の流れを変えたのか、いわゆる「瀬替」の歴史を國絵図を使って詳述しました。昨今、台風・大雨等災害が日常化するなか、治水の重要性は増すばかりです。

 

3面では、市長が公約に掲げる「健康寿命の延伸」に効果の大きい口腔ケアの一例として、「糖尿病」を取り上げました。歯周病菌が出す炎症性物質はインスリンの働きを阻害します。口腔ケア・歯周病治療の実施で「糖尿病」を減らせることが科学的に実証されています。次回以降は「認知症」などの予防効果について、順次取り上げます。

新発田市は5歳ごとに口腔の無料検診を実施するなど、口腔ケアの先進地ですが、これらの取り組みをさらに前進させることが、公約実現の条件となっています。

 

4面では新発田市立歴史図書館での「ふたつのしばた展」、および陽だまり苑の「ピュア・オレンジ」、こども食堂の「こども支援プロジェクト」の告知を併せて掲載いたしました。

 

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