今号、第1面と2面を使って、新発田のプログラミング教育の現状をレポートしました。
文科省は令和2年から実施される新指導要領に「プログラミング教育」の導入を明記します。「プログラミング教育」は「話せる英語教育」とともに、日本と日本人が将来的に国際社会で生き抜き、現在の生活水準を維持するために必須の教育と謳われてきました。しかし、GAFAやファーウェイの例を持ち出すまでもなく、実際には世界と大きな差をつけられています。
遅ればせではありますが、新発田市では令和2年に向けて、今年から新たな取り組みを始めました。まずは「指導者の育成」からですが、幸い当市には皆川孝先生という先駆者がおり、官民協働という形で活動が始まりました。重厚長大の製造業の先行きに明るさが見えない中、これから「プログラミング教育」を通じて、子どもたちの可能性を大きく育てていかなければなりません。
第3面では、「歯と口腔ケア」の大切さを歯科医師の田上正幸先生に簡単に語っていただきました。新発田市長は「健康寿命の延伸」を新たに公約に掲げて当選しました。「健康寿命の延伸」にとって必要なことは日常的な運動と口腔ケアにあることは科学的に証明されています。
口腔ケアと健康との関係で、田上先生には具体的な例を挙げていただきました。来月号から「認知症と歯周病」など、一例ずつ詳述していきます。
4面では蕗谷虹児記念館での展覧会「エロール ル カイン展」と新発田市立歴史図書館での「10代藩主直諒の夢展」、および陽だまり苑の「ピュア・オレンジ」の告知を併せて掲載いたしました。