▲ミスムーンライト撮影風景・新発田中央高校にて(制服も同校のもの)
今月は人口増に向けての二階堂市長の施策の成果についてです。
約6年間にわたって「産業振興」「子育て支援」「学力向上」を3本柱として数々の施策を展開して参りました。「二の丸病院跡地の防災公園(アイネスしばた)」「駅前複合施設(イクネスしばた)」「新市庁舎開庁(ヨリネスしばた)」に目が奪われがちですが、ハード整備事業の中心は、実は「食品工業団地造成」でした。この2月に進出調印式が行われ、2社が進出しました。今後完売・操業時には600~800人の雇用増が見込まれています。ただし、新発田は労働力不足です。求人難を解消するためにソフト事業として「コンシェルジュ協議会」を発足させ、団地内保育園の開設などを視野に入れて、側面支援に入りました。
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定住促進事業は1年間で86件・約200人の転入が確実となりました。住宅取得補助金と首都圏でのUターン相談会の開催による合わせ技が功を奏したかたちです。
本格参入して2年目の「ふるさと納税」は昨年度の2億5千万円から今年度は4億円を突破することが確実になりました。新発田産品の商品力の高さと巧みなセールスプロモーションの結果です。
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昨年新発田市でオールロケした映画『ミスムーンライト』のイオンシネマ新潟南での先行上映が好調で、3月中旬まで延長上映されることになりました。全編春の新発田の観光地を舞台(すべて実名で登場)とした、女子高生(新発田中央高校の生徒という設定)たちの青春群像劇です。まだ観ていない方はぜひ劇場でご覧になってください。先行上映の観客動員数によって今後の公開館数が左右されます。
この映画、実は本紙編集長の阿部聡が強引に新発田でロケを敢行するよう、監督とプロデューサーを説得して、実現させたものです。必ずや全国公開、全国ヒットにつなげて、新発田を強力にPRするためにも、ぜひ足をお運びください。笑って泣ける名作です。
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