SOPvol.101          新型コロナ対策に市が独自支援


▲田植え後の早朝

今月号の第1面では、新発田市独自の緊急経済対策第4弾として①プレミアム商品券および食事券の発行、②ひとり親世帯への経済援助が議会に提案・可決されたことを報告しました。同時に第2弾として議会に提案・可決された緊急経済対策第2弾の③月岡温泉宿泊1万円引きキャンペーンが実施に移されたことを報告しました。いずれも新潟県内では初の対策で、二階堂市政のスピード感が高く評価されているものです。

③のキャンペーンは実施1週間で約2千人の予約をいただき、このままですと実施1カ月(6月15日頃)に予定数に達することが予想されています。6月からは岩室温泉や県全体でも同様の企画が打たれます。この勢いを維持するため、追加支援はもちろん、宿泊のみならず、日帰りでも使える割引企画が期待されています。

また、新発田3ロータリーの「フードバンクしばた」への支援も併せて紹介しました。

 2面では新潟県内の感染者の推移や政府および県の緊急事態宣言解除の推移などをまとめ、最近提唱されている「新しい生活様式」について解説しました。地域の実情に合わない点もありますので、今後新発田版の「新しい生活様式」を考える必要があるでしょう。

また、新発田市は新型コロナウイルス対策に対応する「しばたTomorrow基金」という募金をスタートさせました。志ある方の募金を待っています。もちろん、寄付金額は取得税対象額から控除されます。

 3面では蕗谷虹児の作品が新しく発見された経緯と作品の解説を掲載しました。6月21日まで蕗谷虹児記念館に展示・公開されていますので、ぜひ足をお運びください。

4面では陽だまり苑の「介護何でも相談窓口」、フードバンクしばたが運営するこども食堂活動の一環「制服リサイクルプロジェクト」、歴史図書館の企画展「新発田藩歴史資料展」を告知しました。

 

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SOPvol.100          新型コロナ収束に向けて

 

▲食品工業団地の桜並木

今月号の第1面では、現在猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症について、感染拡大防止についての4月20日現在までの新発田市の対応、第3次経済対策の項目を記載しました。国・県の緊急事態宣言に呼応したもので、他市町村に比べて迅速な対応でした。

第2面では第2次経済対策(消費喚起対策)の詳細を記載しました。バブル崩壊後およびアジア通貨危機のとき(奇しくもSARSコロナウイルス流行の年)、経済的理由か生活苦を理由とした自殺者が2万4千人台から3万2千人台に激増したことを鑑みて、医学的な感染防止対策と経済を破綻させないための対策を同時並行的に進める新発田市独自の試みです。県の緊急事態宣言発出のため、実施時期は難しくなりましたが、二階堂市政の「攻め」の姿勢がうかがえます。

第3面では個人でできる感染防止対策をあらためて記載しました。ネットを中心にデマが飛び交っていますが、私たち個人で出来ることをきちんと実行することで、かなりの感染防止になります。

4面では陽だまり苑の「ピュア・オレンジ」、こども食堂の「制服リサイクルプロジェクト」、歴史図書館の企画展「新発田藩歴史資料展」の告知をした。

本紙・シバタオレンジプレスは、市政の動きを事実に即し、丁寧な取材・報道をするとともに、新発田の発展につながる施策の提案を続けて参りました。市政の詳細をお伝えするとともに、いくらかの政策提言も行ってまいりました。

皆様のご協力で100号まで発行を続けることが出来ましたことに深謝申し上げるとともに、今後とも引き続きご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

 

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SOPvol.99             新型コロナは冷静沈着な行動を


▲加治川堤の桜

今月号の第1面では、現在猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症について、3月23日現在までの新発田市の対応などをまとめた。

感染者数は各国で検査方法・発表方法などが異なるため、割愛した。比較的確かなのは死亡者数である。中国で発生し、日本に寄港したクルーズ船にも飛び火し、その後国内で複数のクラスター(集団)感染が確認され、現在は欧州でパンデミックの様相を呈している。日本は比較的抑え込みに成功しているが、いつオーバーシュート(爆発的に拡大)するか分からない。外国からの帰国者の感染者も増えている。まずは感染拡大防止と重症者のケアに最大限、集中しなければならない。

新発田市では今日(3月23日)現在感染者は確認されていないが、経済面の影響は甚大だ。月岡の観光、市内の飲食、繁華街の新道、バス・タクシー・代行は言うに及ばず、イベント関連の花屋や酒小売、はては建築・設備産業にも影響は出ている。その規模と範囲の大きさは想像を絶する。市長は議会での質問に対し、国の対策とは別に第1次・第2次と大胆で迅速な経済対策を打つことを表明し、すでに具体的対策の検討や財政的裏付けをとったという。タイミングを見計らって適切な対策をお願いする。

最大の経済対策は感染が収束に向かい、人々のマインドが「不安」から「安心」に向かうことだが、そのためにも、介護現場や医療現場を崩壊させないために、密封・密集・密接を避けつつ、手洗いを励行することだ。テレビ等に煽られ、いたずらに「不安」を増幅させてはならない。

2面では2月市議会定例会の質問を抜粋して掲載した。産後ケアについての質問があったが、新発田市では全国に先駆けて、かかりつけ保健師制度(新発田版ネウボラ)を実施し、大きな効果をあげている。産後ケアのみならず、妊娠から出産・産後・子育てまで一人の保健師が一貫して相談に乗り、問題を未然に防ぎ、もし問題があれば医師・社会福祉士などとグループで課題解決に当たるという優れものだ。その他の質疑は議会ホームページなどを参照してほしい。

3面では「口腔ケアと健康寿命」の5回目として、アルツハイマー型認知症と口腔ケアの関係を解説した。なお、新発田市議会では「歯科健康推進条例」制定を目指して活動に入ることが決議された。

4面では陽だまり苑の「ピュア・オレンジ」、こども食堂の「制服リサイクルプロジェクト」、歴史図書館の企画展「新発田藩歴史資料展」の告知をいたしました。

 

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