SOPvol.131          「面白い」プログラミング開発

▲外国出身者に向けて防災訓練実施

 

今月の第1面は、3回目となった「しばた・せいろうプログラミングコンテスト」の経緯と結果の報告です。年々レベルが上がり、私たちの予想を遙かに超えるレベルの作品が寄せられ、事業の効果が大きいことを実感しました。また、コンテスト参加者の中からプログラマーを目指す人材も出始めており、今後が期待されます。ITおよびプログラミング教育は時代の要請の先端を行くものですが、今回は新発田市の援助が打ち切られたため、市内事業者の協賛金のおかげでようやく事業が成立したことを付け加えておきます。池田耳鼻科様、いじみの福祉会様、伊藤組様、新発田建設様、新和組様、花安様、フジマ舗道様、マザーアース様のおかげです。

第2面は、市長選挙についてのレポートです。結果として二階堂氏以外に立候補者はなく、無投票で二階堂氏の4選が決まりました。二階堂氏のずば抜けた実績と周到な後援会の準備が対立候補に立候補を断念させたとのことです。しかし、市政は大きくは人口減少対策、個別の問題では子育て支援、蔵春閣の利用方法、豪雨対策など市独自の防災対策など、課題が山積しています。二階堂氏の手腕に注目が集まる所以です。

第3面では、最初に今年も開催された「外国人向け防災セミナー」の様子を報告しました。災害時に取り残されて支援の手が届かなかった例は中越地震や中越沖地震などで体験しています。訓練による意識の変革、災害に対する準備が最大の防災対策となります。

次に、3年ぶりに開催された恒例行事「うまいもん横丁」のレポートです。全国の有名店と共に新発田市からはお馴染みのお店、さらに新規に「パン屋喜十郎」などが出店し、2万人強の人出で賑わいました。

もう一つは、イオン中田店で行われた「植樹祭」の模様です。武庸会(たけつねかい)など市民400人が参加しました。イオンが開店するたびに実施している植樹の数はすでに1千万本を大きく超えています。イオンが長年にわたって続ける環境保全事業に賛辞を送りたいと思います。

4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」の健康増進イベント「フライデー教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で開催されている企画展「五十公野から赤谷への道」「大倉喜八郎と蔵春閣」の告知、未発表作品を鑑賞できる蕗谷虹児記念館「開館35周年記念展」の告知を掲載しました。

 

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SOPvol.130          二階堂馨氏、マニフェスト発表

▲東京 市島邸

今月の第1面は、4期目に挑戦する二階堂氏の公約が発表されましたので、内容を検証しました。

従来の4本柱に加えて「持続可能なまちづくり」として、脱炭素社会実現を目指し、CO₂(二酸化炭素)削減を市レベルでも目指すとの公約が新たに加わりました。具体的には、太陽光・小水力発電の導入、ごみ削減へ向けての民間企業支援、防犯・街路灯の順次LED化、電気自動車導入補助・省エネ住宅補助などで、とくに新発田独自の施策はありませんが、市長肝煎りの施策と言えます。

従来の産業振興ではオーガニック化の加速、シェアオフィスでのスマート農業研究などを挙げ、健康長寿では介護認定率の減少、子育て支援では児童虐待防止・ヤングケアラー支援、教育の充実では学校給食の無償化を挙げています。

このうち、学校給食の無償化は、共産党などの要望の強い施策で、バラマキとの批判を浴びる可能性があります。もし実施するなら、保育園・こども園も対象としないと出生率の向上につながらないことは科学的に証明されています。生まれてから義務教育期間を通じた一貫支援でなければ意味がないからです。問題は原資をどうやってひねり出すか、です。

なお、10月23日(日)現在、二階堂氏以外の出馬表明はありません。

第2面では、効果の割に普及率の低い「ヘルプカード」の現状のレポート、新たにオープンしたシェアオフィス「キネス天王」のオープンのレポートを掲載しました。

第3面では、市島邸で開催されている企画展「東京市嶋邸関連資料展示」の紹介、本紙で6回にわたって連載した「啄木と郁雨」に関連して、郁雨の函館慈恵院での活躍を紹介しました。

4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」の健康増進イベント「フライデー教室」の案内、市立歴史図書館の展示室で開催されている企画展「五十公野から赤谷への道」の告知、未発表作品を鑑賞できる蕗谷虹児記念館「開館35周年記念展」の告知を掲載しました。

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SOPvol.129          二階堂市政の3期目の総括

▲市島邸

今月の第1面では、まず、「二階堂市政3期目の総括と4期目公約」を9月市議会、小林誠議員の質問および市長答弁を引用・掲載しました。3期目の公約である観光誘客と農産物輸出、保育料完全無料化、小中学校へのエアコン設置などの成果、4期目の公約を質問していました。二階堂市長は保育料完全無料化の未達成には陳謝しましたが、「実現に向けてあらゆる道を探る」としました。「子育て支援」の成果として人口減を減速させたことは大いに評価されるものの、受け皿である私立こども園等への唐突な委託料減額提案がもたらした不協和音は早々に解消すべき課題です。

さらに1面では、10月15日から開催される天王・市島邸での東京市嶋邸関連資料展、新発田高校卒の漫画家・寺田ヒロオ氏の切手シートの発売告知を行いました。

第2面では、9月市議会定例会から、市民の関心を集めた質問と答弁を抜粋して掲載しました。

15人中8人が質問した浸水・冠水被害対策は新発田市の大きな課題として再び浮上しました。2年前の大雨被害時に4人の議員が対応が求められたにもかかわらず、抜本的対策を講じてこなかったことが、「行政の不作為」として被害者の批判を招いているようです。他市では導入済みの防水壁や止水板に対する補助もありません。被害のあった緑町の方々を含め、20人ほどの方が傍聴に訪れていました。

また、旧統一教会と市・市教委の関わりについても3人が質問に立ちました。

第3面では、加賀市との友好都市30周年記念式典の模様をリポートしました。初代新発田藩主が加賀の大聖寺から入封したという歴史的事実だけでなく、どちらも城下町であり陽明な温泉を抱えている点などから、もっと積極的に交流すべきではないでしょうか。

4面では、パル陽だまり苑の介護施設「ふぇりあ」の健康増進イベントの案内、市立歴史図書館の展示室で開催される企画展「五十公野から赤谷への道」の告知、未発表作品を鑑賞できる蕗谷虹児記念館「開館35周年記念展」の告知を掲載しました。

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