SOPvol.38待機児童解消のため保育園新設


▲菊水酒造「餅まき」に集まった近所の方々

今号では、待機児童ゼロ作戦を推進する二階堂市政が来春に予想される待機児童165人に対応するため、新規に保育園とこども園を民設民営で設置する案を詳述しました。消費税率アップ先送りに伴い政府の子ども・子育て新制度への予算付けに暗雲が漂う中、場合によっては運営費の市単独補助の必要があることも予想されますが、素早く果敢な対応と言えます。

中面では「お座敷遊び」の復活を目指す月岡温泉の取り組み、「産業高度化」に向けて投資する菊水酒造の取り組み、「パリでの蕗谷虹児展開催」に向けて準備する蕗谷虹児記念館の取り組みを紹介しました。パリでの蕗谷虹児展が実現すればインバウンドの契機とすることも可能ですが、単なる展覧会開催では単発イベントに終わってしまいます。市観光振興課の組み立てが注目されます。

最終面では、新発田市長選挙の結果をリポートしました。記録的な低投票率の中、前回得票数を大幅に上回る現職の圧勝でした。二階堂市政は市民の信任を得たと言える数字です。しかし、二階堂氏がこの圧勝を市民の支援なくして自らのちからで得たものと捉え、おごり高ぶった態度をみせれば信任は一挙に不信に変わります。二階堂氏は謙虚に自身の責任の重さを自覚し、新発田市政発展の先頭に立つことを期待するものです。

sop_vol.38_p1_4