今月号第1面では、まず月岡温泉における新型ウイルスワクチン職域接種の模様をリポートいたしました。さらに、新型ウイルス感染症が主に変異種・デルタ株によって当市でも拡大していることを伝えました。感染は若年層・現役世代がほとんどで、高齢者では激減しています。高齢者への接種が進んだ一方、若年層・現役世代への接種が進んでいないことが反映した結果です。今後はしないの歯科医師さんに協力を依頼するなど、ワクチン接種の加速が必要です。
また1面コラムでは、私立保育園への特別委託半減問題を取り上げました。特別委託料はおもに保育士さんの給与に充てられているため、削減されると保育士さんの数を減らさざるを得ず、必然的に募集定員の削減へとつながります。結果として待機児童がたくさん出ることになります。二階堂市長は「子育てするなら新発田」の看板を下ろすのでしょうか。子どもたちや保護者さんのため、そして子どもを預けて働きたい人に働いてもらうためにも、特別委託料は断固、維持すべきと考えます。
第2面・3面では、まず鎌倉時代の佐々木盛綱の縁で進められている海老名市との「防災協定」、その因縁となっている当市の歴史に光を当てました。さらに、江戸時代の堀部安兵衛を顕彰する武庸会の最近の活動の様子を紹介しました。どちらも歴史人物を町おこしに活かそうというものです。今後とも、追いかけてゆきたいと思います。
4面では陽だまり苑の「デイサービスセンター」、蕗谷虹児記念館の新企画・はり絵の「光と風の詩」展、歴史図書館の新企画「災害と復興の歴史」展を告知しました。