▲月岡の地ビール「げっぽ」大盛況
今月号の第1面では、昨年月岡温泉にオープンした月岡ブルワリーと併設のレストラン「キッチン げっぽ」を取り上げました。花安の渡辺安之さんと新保酒屋の新保典司さんらが立ち上げたプロジェクトで、土日休日には店に入られないくらいの繁盛ぶりです。純粋なクラフトビールで生産量が少ないために毎日醸造タンクに仕込んでいます。おかげで新参ながらビールの味は上々でかつての地ビールのイメージを超えた出来栄えです。しかし、ソーセージなどフード類は十分に美味しいものの、一部はまだ少し改良の余地があるかも知れません。つまり、その分今後の伸び代が期待できます。皆さんも一度試してみてください。月岡の新しいランドマークに押し上げるべく、応援よろしくお願いします。
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第2面では、2・3月の市議会で多く取り上げられた行政のデジタル化についての一般質問から、最も分かりやすい五十嵐良一さんの質問を取り上げました。市長のやや苦手とする分野ではありますが、導入が進めば時間・経費ともに行政の効率化は飛躍的に進むことになります。市長の決意と大号令が望まれます。
もう一つは、積極的な経済対策を臨む阿部聡議員の代表質問を取り上げました。場所を選ばないIT産業や脱炭素社会を見すえた新産業の誘致・育成を強く求めたものです。時を同じく表面化した「京セラ撤退」に対する緊急対応を求める質問に対しては、市長からは「雇用マッチングを進める」との答弁がありました。
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第3面では、感染症ワクチン接種の今後の予定、「蔵春閣」の付帯工事予算が計上されなかったことなどを掲載しました。例によって感染症ワクチン接種の準備は県内で最も早いもので、「スピード感」と「実行力」にすぐれた二階堂市長の面目躍如たるものです。
一方、「蔵春閣」の今後の整備は不透明なものとなっています。現状、本体移築工事竣工時の一般公開は難しいと思われます。
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4面では陽だまり苑の「ピュア・オレンジ」、蕗谷虹児記念館の「美人画伝説」展、歴史図書館の新企画「新発田藩の歴史資料」展を告知しました。
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