▲新発田高校の主戦、当摩君
今号、第1面では、二階堂市政で一二を争う成果である子育て支援策を検証しました。
二階堂市政では「子育て支援」を政策の3歩柱の一つに据え、具体的な施策を継続的に実施してきました。第3子以降の保育料無料化、多子世帯への定住補助金の加算は県内他市に先駆けて実施しました。その結果、平成27年度で第3子以降の出生率が国・県を3%上回りました。平成24年度の出生数は745人ですが、5年後には出生数より64人多い809人になっています。他市町村から少なくても64人が転入したという事です。子どもを持つ世帯が新発田市を選んで転入したとも言えます。
今後は他市にやや遅れをとっている子ども医療費の無料化を高校生まで拡充する段階に来ています。
第2面では、7月7日に改修オープンした「歴史図書館」についてレポートしました。
市町村レベルで「歴史図書館」を持つ自治体はありません。それだけ、新発田藩関連の歴史資料が充実しているという事なのですが、今後はこの資料をどう生かし、どう発信していくかが問われます。学芸員・司書の充実が求められる所以です。
第3面では、水道布設から90周年を迎えるに当たり、水道布設に深くかかわった昆田文次郎の業績を追いました。今後は水道施設の更新のため、多額の費用が必要となります。市民には新発田での水道布設の経緯を知るとともに、毎日毎日当たり前のように使っている水道のありがたさを再認識してほしいと思います。
第4面は、中央図書館開館2周年を記念した講演会の内容を掲載しました。本好きが図書館を利用するのは当然ですが、普段本を読まない人にどうやって本を読んでもらうかの観点から、本にまつわるイベントを連続的に開催して効果をあげている例を紹介しました。この方法は歴史図書館にも援用できるものですので、図書館関係者は参考にしていただきたいものです。
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